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90年代初頭にはハードロックが主流だった!

私は1973年生まれだから中学高校の時はバンドブームど真ん中!それとLAメタルもど真ん中!でもって私は洋楽の方が好きだったからもうメタルバンド大好きでした。

リアルタイムでは何と言ってもガンズ!1stアルバムは本当に1年間毎日毎日聴いてました。後はポイズン!それともちろんモトリークルーにラット、ファスタープッシーキャット、シンデレラ、メタリカ、スキッドロウ、アンスラックス、ラウドネス、ちょっと遡ってアイアンメイデン、モーターヘッド、アクセプト、もっと遡ってレッドツェッペリン等もう書き切れないです。

でも17歳あたりから先輩の影響でジャズとか聴き始めちゃうんですよねー。

今までGパンに革ジャンみたいなファッションだったのにスーツに憧れたりしまして。

でも40代も後半に差し掛かった今、懐かしいのは当時のメタルバンド達。モトリークルーのミックマーズなんてもう70歳近いんですね。

あっと言う間に時は流れて行きますね。高校卒業したのなんてつい最近だと思っていたけど、もう28年位前なんだ。でもいつかポイズンみたいなバンドやりたいですね。

18才の頃つるんでいたドラマーがいまして、彼はきっかけは忘れたけど何故かとあるインディーズバンドに加入したんです。その後そのバンドのベーシストが脱退したとの事。

そのドラマーは私の話をメンバーにしてくれ、取り敢えずサポートとしてスタジオに入る事に。

私は一応ギタリストなんだけど…と思いましたが、本格的に活動している7〜8歳上の人達のバンドに入れるならと、当時の彼女にフェルナンデスだかアイバニーズだかのベースを借りて恐る恐るスタジオに行ってみました。確か池袋か渋谷のペンタスタジオだったと思います。

当時の私は背中までの長髪で茶髪。高校生にはそれが限界でした。因みに体育の先生から「タトゥーだけは入れるな。髪型はなんでもいいから」って言われていましたっけ。

スタジオで顔合わせしたら、ヴォーカリストは豹柄ジャケットにマイケル・モンローみたいな長髪金髪。ギタリストは左右を赤だか金で染め分けた長髪。ドラマーは長髪茶髪でお友達。

こりゃ凄い雰囲気だなぁ。高校生の文化祭バンドとは違うなぁ〜って思いました。

ド派手なメンバーに圧倒されながらも、なんとか演奏をこなしサポートとして加わる事に。そしてすかさずリーダーのVoから「金髪にせぇや!」の一言が…。
「いや、学校があるからさすがに金髪は…今のままでも学校じゃ充分浮いてますし…」と逃れました。帰り道にドラマーが「入れて良かったな」って言ってくれたのを覚えています。

それからは毎週2回のリハと隔週でのライブとなるのですが、まず困ったのが衣装と髪型とメイク。自分としては特にビジュアル系(そんな言葉は当時は無かったと思う)のつもりはまるで無かったけど、よく見たらドラマーも化粧品が詰まったカバンを持っている。

えっ!化粧すんの?…と私。

当り前じゃん。
スッピンだと怒られるよ。…とドラマー。

…でもオレやり方知らないし化粧品なんて持ってないよ。と困っていたら、見かねたバンドの付き人的なオネーサンが私の顔をペタペタと塗ったり叩いたりしてくれました。

確か衣装もドラマーから借りた気がします。ロッキンfという雑誌にもライブ情報が記載される位には本格的に活動しているバンドにサポートとはいえ加入したのに、私はまだまだ学生的なノリが抜けていなかったという事でした。

次回からは美容関係の専門学校に通っていた彼女から化粧箱?を借りて事無きを得たのでした。

ギタリストなのにベーシストとしてサポートながら加入して、メイクしたり髪の毛立てたりしてライブをしました。特に目黒の鹿鳴館に出た時はそれなりに興奮しました。

と言うのも当時の鹿鳴館と言えば、HM/HR系のバンドにとっては聖地であり、数々の有名バンドを輩出してきた名門ライブハウスでしたから。

でも、やはり高校生は高校生。他のメンバーとの実力や経験の差は歴然。それに前任者のベーシストは人気が有ったようで、動員力の低下も痛手でした。結局数回のライブの後に他の大人のベーシストと交代させられてしまいました。

それと私自身がHM/HR以外の音楽にかなり惹かれていった事もあり、バンドだけじゃなくHM/HRシーンとも疎遠になってしまいました。ディーライトとかKLF等のハウスも当時は魅力的だったし、フェイスノーモア等のミクスチュアも格好良かった。それにコーネリアスやブラーにニルヴァーナと坂本龍一氏。

純粋にロックンロールを好きでいられたのは本当に10代の時だけだったんだな結局は。と今思います。

noteに相応しく無いどうでもいい投稿ですみません。

僕、こんなアルバムをリリースしている人です。


私の創作活動の対価としてサポート頂けましたら、今後の活動資金とさせていただきます。皆様よろしくお願い申し上げます。