恵比寿三越の閉店とデパート論。
恵比寿ガーデンプレイスの三越が来年2月末で閉店というショッキングなニュースから早3ヵ月程経過しています。
僕はほぼ毎日ガーデンプレイスの前をテクテク歩いていますが、夕方でも平日なら人影はまばらです…といっても今はコロナの影響も大きいでしょうが。
三越…昔はよく行ったものです。2Fのモデルカー売り場でイタリア製のコルベットやブガッティのダイキャストモデルを買ったり、まだ幼かった娘を地下のキッズスペースで遊ばせたりしたものです。
そういえば結婚指輪を買ったのも恵比寿三越でした。他にも某レコード会社の社長さんと面談したり、東天紅で食事したり、妻の永遠に続くかと思われるドレスの試着に付き合わされたり…様々な思い出が三越とガーデンプレイスにはあります。
今は様々なモノをネット通販で買う事が出来ますし、僕もよく利用しています。特にギター弦とか、書籍類とかは本当に助かっています。かつては目当ての本を探して大型店舗を何軒も探し回ったりしたものですが、その必要はなくなりました。とても便利になりました。でも…。
日曜日の夜、サザエさんを観ているとたまにこんなシーンを見かけます。それはスーツを着た波平さんとマスオさん、着物を着たフネさん、ドレスを着たサザエさん、お洒落してリボンのついた可愛い帽子を被ったワカメちゃんと、タラちゃん、ブレザーに学生帽を被ったカツオくん。家族みんなでキチンとお洒落してデパートに出掛けて、レストランで食事をするというものです。
デパートとは「欲しいモノを手に入れる」場所以外の役割もあると思います。日本橋三越や二子玉川高島屋や銀座松屋等の老舗百貨店は特に。
ガーデンプレイスもその一つなのに…。時代がまた一つ変化しそうです。
僕、こんな音楽をやっている人です。
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