ただ流るるまま、人生という大河に、身を委ねることができたなら
どうして人生はこんなにも苦しいのだろう?
それは「人生が苦しいから」ではないと思う
「人生という大河に抗おうとするから苦しい」のだと思う
私たちの人生は、どうしようもない変化に晒されることがある
環境の変化、人間関係の変化、心境の変化、体調の変化
そんな時、どうしても私たちは、「変化が起こる前の自分」に縋り、変化に抗う
「こんなはずじゃなかったのに」「どうしてこんなことが起こるの?」
*
ただ流るるまま、人生という大河に、身を委ねることができたなら
*
私たちは、もう知っている
本当の幸せ、本当の姿
それを知る運命の流れが、時に残酷に今の私を、今私が持っているものを、奪い去ってしまうことがある
でもそうした時、こうした流れにもし身を委ねることができたなら、そこには何の苦しみもないのかもしれない
私はただ本来の流れに乗っただけ
抗いなければ、苦しみもない
私は、流れ、流されていく
全てを委ねて
既に知る本来の私に向かって
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