ある現場録とこれからの目処。

先日、某ラグジュアリーホテルのラウンジでの
ショーケースに出演させて頂きました。

予想はしてたのですが
GW明けで、日本人あんまりいないだろうなー・・・
と思っていたら案の定
フォーリナーのお客様が殆どでございました。

英語の曲を歌うのも
日本語の曲を歌うのも
メンタルが試されました。

英語の発音がネイティブではない自分にとって
コンプレックスや引け目が頭をもたげてくるのですが

マイク前に立ってひよってんじゃねーよ
今本番だぞ

良いものなら、必ず伝わるんだよ
私は今ゲストを楽しませる責任を背負って
ステージ任されて
この場所このマイク前にいるんだよ。
自覚しろ。
責任を果たせ。

自分が試されていると実感しつつも
自分の歌とパフォーマンスに覚悟を持つしかない。

良いものは、必ず伝わる
私はそれをニューヨークのライブハウスで
自分がステージに立って歌って
実体験しているし

今は日本人アーティストが
コーチェラのステージでアクトする時代。

言語は、言い訳にはならないよ。

それに
自信がない、は
現場で絶対にしてはいけない言い訳だよ。

自分を戒めて
奮い立たせて
その日も全力で歌った。

またその日
休憩中に
ピアニストのしもんさんから聞いたあるお話に

○$＊€%#〜〜〜！！！？？？

・・・と、その晩眠れなくなるくらいww
尋常じゃなく大興奮したのですが

羨ましい
羨ましいー
羨ましいーーー！！！！

とひとしきり大騒ぎした後で
翌日冷静になって1人でいる時に

じゃあさ
私はしもんさんと同じ環境にいたと仮定して
【ビーッ(自主規制)！！】さんが
自分たちの音楽に
真剣に耳を傾けて下さっている状況で
今、自分の歌と音楽を堂々と歌える覚悟と自信あるの？？？

・・・という自問が湧いたとき

私は正直、心が日和りそうになった。

ほら、そういうところだよ。
私の弱いところ。
ダメなところ。

口ではやりたいとか憧れとか言いながら
目の前にそれが来ると
ひよるじゃん。

準備と覚悟が足りねーんだよ。
現実にする覚悟が足りてねーんだよ。

夢や憧れを、「いつか」叶いますように
とか思っている時点で失格。

今見えていないからと言って
絶対に油断しちゃいけないんだ。

チャンスは明日くるかもしれない。
次の現場でくるかもしれないんだぞ。

二日連続で
自分のメンタルの脆さを戒めた。

実は
その日のパフォーマンスは
実は評判が良かった。

しもんさんが、私のオリジナル曲を
デュオスタイルとして完成形と言える程に
元々はバンドサウンドを想定して書いた曲たちを
ピアノ一本のサウンドに落とし込んで
デュオサウンドとしてずっと高みへと洗練・昇華して下さった。
心から、本当に感謝し尽くせない程
嬉しくてありがたかった。

私もしもんさんの指から溢れ出てくる美しい音を聴きながら
耳から心へと入れていきながら
自然に、心に熱いものが湧き出てきて
自分の歌に声に、気持ちと熱量がどんどん帯びていくのが自分でわかった。
しもんさんとご一緒できて、本当に幸せです。

美しく華やかな、
(これは非常に私的感想とイメージですが、ベル・エポック時代のパリの社交界やサロン、
またヌーヴェルバーグの映画に通じるよう何か雰囲気を彷彿とさせるような・・異論は認めますww)
しもんさんのピアノが、私はとても大好きです。

しもんさんとは、長年に渡りお願いして
様々場所・色々な形でステージをご一緒させて頂いておりますが
勿論、毎回毎回ステージでは
準備段階から最善・全力を尽くしているつもりですが

その日のステージが
今までご一緒してきた中で
ベストオブザベストだったね
と勝手ながら感じました。

次回のデュオのステージで
この日のパフォーマンスを超えていきます。

ところで今日、念願の演奏の機会と現場がいよいよ決まった。

また、先日の現場で
しもんさんと私とで
やりたいコンテンツが共通している、と
コンセンサスが図れた。
あ、同じ・一緒の気持ちだったんだ、と。
それが嬉しかった。
今まで自分たちが試行錯誤しながら
(時々飲んで「これ、難しいよ！！」吠えながらww)
培ってきた時間とスキルは、無駄じゃなかったんだ、と私は思えた。

・・・その上で、先程の私を狂わせた内容の雑談だったんで（笑）
何の根拠もなく
私たちはきっとイケる。
実現できる。
と非常に勝手に、私はそう思った（笑）。

先ずはスポンサーかパトロン探しだな（笑）。
そのためにも私が
もっともっと世間に対して影響力・説得力のある
シンガー・ミュージシャンにならねばいかん。
これはクリエイターEXPO出展を実現するためにも必要なこと。
SNS驚異的に使えないし苦手なのにね・・。

でも、どこかに必ず突破口はある。
それを探し出してみせる。

これまで長年もがいた末に
現在の私は
本当にしたい事しかしなくなった。
音楽も、授業も、遊びも、人付き合いも。
音楽の仕事が入れられなくなるような
講師の仕事は全て辞退しているし

人に対しても
本心でない事は人に言わなくなった。
ニーズや要求に気付いて
相手が欲しいであろう言葉をかけるという事も
一切やめた。

場や人にも合わせないし
空気も必要以上に読まない
相手のニーズや要求に気付いても
自分にその気がなければスルーしている。

結果、本当に信頼できる人
本当に一緒に仕事したい人
本当に大好きな人
とだけ
今こうして一緒にいる事・何かをする事が
できていて

そしたら
自分のやりたい事に挑戦したり
叶えていったりできるエネルギーが
むくむくと自分の中から湧き上がってきている。
去年まで
危ういほどにエネルギー枯渇状態で
その極限で爆破したのが今年の3月4月だった。

でも
今年2月に
ずっとやりたかった
ホテルラウンジでの定期出演を叶え

4/28にM3に出展したあたりから形勢逆転し
クリエイターEXPOの存在を知り
途方もない夢への挑戦権を
手に入れられる事を知り

そして、今日また
念願のステージが決まり

先日の会話から
もう一つの途方もない夢を叶える
と肚が据わった。
ふわふわした憧れ、いつか叶える
から
実現するために、今動く
というスタンスに変わった。

まるでオセロが黒から白へと
ひっくり返っていくように

奇しくも
先に述べた現場は
牡牛座新月の日だった。
天王星・木星とあったハウスでの新月は
偶然なのか自分のサイン通りに
今まで培ってきたところからの
自分にとっては、もの凄いスケールの大きな
旅と学びの出発になった
(星読みは本当に面白い・・・)

今、サラサラしたエネルギーが
自分の中からどんどん湧き上がってくる。

この時期・この気持ちを大切にしようと思う。

演奏後の食事
大変美味しゅうございました。

全力で好きな事やって仕事して
終わった後に美味しいご飯を頂いて

そんな自分の毎日が割と好きだ（笑）