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泣かされちゃった

まさかユニコーンで泣かされるとは思わんかった。カイトが帰って来てみんなに自分の気持ちを伝えるシーンは、ぐっと来てしまった。
在日、偏見、差別、こんなワードが頭をよぎってしまった。
ギターが上手かったKちゃんと付き合っていた彼女がいました。時は流れ結婚話が出てきた段階で、Kちゃんの家族の大反対で結婚話はお流れ。二人は別れました。当時はKちゃんの不甲斐なさをみんな非難してました。
彼女の家が在日だったからでした。
何十年も前の話だから今は、とは思うもののそういう感情は脈々と続いているようにも思います。
差別はダメだ!とか声高らかに言いたいのではない。事あるごとに想ってもらいたいだけです。知らん間に加害者になっていないか?周りに同調してるだけじゃないか?本当に自分がそう思うのか、を。
私の小さなころは在日の子も普通にいて在日とか考える前に、知らないうちに普通に友達として遊んでいました。
大概は裕福で金持ちが多かったです。いろんな事があってアグレッシブなんでしょうね。そのわかりやすい例が、孫正義さんでしょう。
彼らは背水の陣なんでしょう。日本で生まれ育っても国には日本人として扱われず、そのためか家族や仲間とかに滅法強い気持ちがあるようです。
自分たちで何とかせにゃいけん。
年金うんぬんかんぬん問題とかの比じゃないのでございます。
そんな在日のことも改めてリマインドさせてくれたし、自分を表現できない、他人と上手くコミュニケーション取れない男の子がもがきやっとの思いでサナの会社に自分の居場所を見つけていたところに、同僚に信じてもらえてなかった失望感。そしてクラゲになる。
だが小鳥さんは言う。あなたは、クラゲなんかじゃない、と。
実にいい。
嬉しい気持ちにさせてもらった回でした。


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