新しいスタイル『時差旅』

先日我が家は秋旅をしてきた。
東京に身内がいることから旅というより遊びに行ったという感じ。
でも我が家にとっては自宅から離れれば日帰りでも泊まりでも旅になる。
今回２泊3日の東京・横浜エリアを楽しむ旅。

さて、今回『時差旅』という新しい旅スタイルをたまたま体験することとなり
それが意外と快適だったので、ご紹介します。

時差旅、それは出発時間をずらして目的地まで行くこと。
今回が出発当日、息子は外せない用事があったため午後出発が確実でした。
しかし、午後まで待てない！早く行きたい！という自由人・娘が暴れていたので、
ママとにいには午後からじゃないと行けないから、
パパと先に行けば？と冗談半分で彼女に提案してみた。
ママーとじゃないと嫌だー！なんて言うかと思ったら、あっさり
「そうする。」と。

あ、そうなの？とこちらがキョトンとしてしまった。
娘は意外とそう言うところがある。楽しみのためであれば手段を選ばない？笑
パパでもいい！と言うことで。
先に行ってもらいました。

娘父ペアの旅がスタート。
連休だったせいで午前中の新幹線は混んでいたらしい。
主人から「座れない」とLINEが来た。
あぁーこれは立ちっぱなしでぐずぐず言い出すかな、と
心配していたが、そんなことはなく、
娘は座れるまで静かに立っていたようだ。
ん？なんかいつもの娘と違うぞ？
送られてき写真を見てもなんだか静かな娘。
いつもならちょろちょろしてるし、家を出てから５分後くらいから
「まだ〜？まだ〜？」が始まるのに。
なんだかお利口ちゃんの娘。

パパのことは大好きだけど、やはりママの時とは違う
態度を見せる娘。
それにいつものはしゃぎ相手の兄が不在というのは娘にとっては
非常にデカかったらしい。じゃれつく相手がいなければ静かにしているしかないのか。

パパの感想としては何も問題なく目的地まで来れた、楽勝だったと。
最後は歩き疲れてパパに抱っこされたそうだが。

娘パパチームは難なくゴール。

さて、午後出発の息子と私チーム。
これはもう、何にも問題がない。出発前から楽の勝。
８歳の息子は旅慣れててるのもあるし、身の回りのことはもう自分でできる。
サクサク目的地まで行くことができた。
新幹線が混んでいたと聞いて、座れないことを恐れて、
コーヒーを買うのをやめた。
しかし午後の新幹線は親子２人なら席が空いていた。
わちゃわちゃする娘がいないことだし、熱々コーヒー買っておけばよかった。

家族４人で新幹線の乗り込むと席がパーフェクトに空いていなかたりして
席の確保が難しい。
でもチーム制で出発することで、席の確保がいつもよりも簡単で気軽でいい。

息子も娘と同様、いつものじゃれ仲間がいないので
とても静か。終いには早く妹に会いたいとまで言い出す。
いつもはくっつけばガチャガチャ喧嘩っぽくなるのに。
君たち、離れてるくらいがちょうどいいのでは？
私は息子との快適旅にあともう１時間は新幹線に乗っていられそうな勢いだった。

実際、時差出発したことで、
主人の忘れ物を私が持って来れたし、
席の確保も簡単だったし、
移動が楽。

毎回このスタイルでもいいくらい！
（でも娘はこっそり、やっぱりママがよかったと後から言ってきた笑）

子連れ旅の大変さの一つに移動。
移動はもう毎回大汗をかく。わちゃわちゃして自分の時間を楽しむ暇なんてない。

でもこうして家族内チーム制で移動すると
大変さが半減。
ある程度大きくなった子供とのペアなら大変さzero。

これが飛行機を使った移動なら、より一層楽で快適そうだな。。。と企む私。
でも子供同士はいつもの相棒がいないので少し寂しそう。

移動の大変さを半減したい方
いつもの旅に変化を加えたい方
子供との時間をじっくり楽しみたい方（下の子の世話で最近お兄ちゃんのこと気にかけてあげられてないなーみたいな）

時差旅オススメします。
ペアになるメンバーによって多少の大変さの違いはありますが。
間違いなくいつもより静かに移動ができます。
普段とは違った子供の一面を見ることもできます。
実際、主人は娘がこんなにお利口に移動ができるのは意外だったそうです。
家では自由人で甘えん坊だと思っていた娘が、自分のことは自分でして
パパに一生懸命ついて行った姿はこの旅で気づけたと。

家族旅行はみんな一緒に行く！ものだけど、
こうしてバラバラ行くのもなんだか特別感があっていい。
そして目的地で再会！
数時間離れてただけなのに、
それぞれがニヤニヤ、ニコニコ再会する。

お互いの感想を聞きながら晩御飯はとても盛り上がった。
時差旅、いいかもしれない。

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