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【婚活回想記】マッチング初デートはカウンター下で手をいきなり繋がれる

初めてのマッチングアプリの登録も無事終わり
既に3日ほどでコツをつかんだ私。

とにかく条件に合う男には
いいねを自分から押しまくった。

当時私の条件としては
・身長175以上
・年収1000万以上
・すぐにでも結婚したい

この3本立て。
まぁ身長については自分の元々の理想で
それ以外の2つは今考えると
やばい奴らしか寄ってこなさそうな条件ですよね。
まぁ案の定地雷案件だらけになりましたが
それは後々書きますね。

まずお相手の年収を1000万以上という条件にした理由としては
私が5年間も費やしたクズ男よりも
先に結婚して子供を産んで幸せになっている人よりも
とにかくこの世の誰よりもどうにか自分が一番幸せになって
見返してやりたい
という思いがありました。

幸せ=金持ちを捕まえて結婚
という超単純で浅はかな動機。
どん底女のあるあるです。

で、すぐにでも結婚したいのは
すぐにでも自分の将来への光の道筋が欲しかった。
ただそれだけ。これも暗闇を彷徨う、どん底女あるある。

こんなとんでもなく現実知らない条件なんだけど
こんなんでもこっち(女側)からいいねを押せば
すぐに何人かとマッチングしメッセージを送りあう事が出来るのです。

で、すぐに6人くらいとやり取り開始。
みんな仕事は自営業とかだったかな。
そりゃそうよね。サラリーマンで1000万って社畜バケモンか詐欺師やん。
自営業でも嘘かホントかしらんけど。

最初に会おうって言ってきたのは
38歳の自称広告会社社長。
背はかなり高いっぽいけど顔が写真では良くわからん。

まぁどんなもんかわからんけど会ってみるか。
という事で、彼の行きつけだという
ちょっと洒落た裏路地の焼き鳥屋で待ち合わせて
人生初のマッチングアプリデート。

この初めての待ち合わせ、結構ドキドキ。
だけどその後、私は50回以上こんな初めましての儀式をやるので
今思えばこの初めてが、一番ドキドキしてたとおもう。

とにかく背が高い。

でも

顔が…無理だった(笑)

写真ちゃんと載せてる人じゃないとだめだ。

って学びました。

でもここから2時間ほどはお相手しないといけないやん。
楽しい時間を過ごさないと。
相手にとっても失礼だなと思ったからね。

だからめちゃくちゃ話も聞いて
盛り上げて、すっごい楽しそうにしたのよ。

ほんならもう相手は乗り気になってもて
酒も入って、カウンターの下で急に太もも触ってきたり
手をずっと繋いで見つめてきたりして
もうこれは何?キャバクラ体験入店か?
みたいな感じになって。
ねえキスしようか?みたいなノリ。

顔が無理な人にこれやられるって心死ぬよね???

とりあえず、その場は上手くかわし帰宅出来たんだけどね。

私その時まだまだ処女で、
こんな事されたのも初めてだった。

こんなことをしないといけなくなった
自分のダメダメな過去をまたまた恨んで呪って
もうホントにショック過ぎて、悔しくて
電車で泣いて帰ってしまいました。

男って初めて会った女にこんなことできる生き物なんだ。

って。やっとわかったのがこの日。

こんなもんなんだ。恋愛って。しょーもな。

信じていれば、いつかきっと運命の王子様と出会える。
という少女漫画のような幻想は自分で粉々になるまでたたき割った。


ここからは私のメンタルは
凍てつく鋼のようになってしまうのであった。

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