デート/お見合い中の会話101

本稿のテーマについては、てっきり既に書いたと思っていたのだが、記憶違いで実は書いていなかった💦結局、巷の恋愛マニュアルに書かれていることと被っているし、じゃあ改めてnoteを書く必要があるのかと問われると微妙な気もするが、まぁ自分自身が理解を深めるために書いている節もあるので書き進めたい。

本稿では、なんとか女性とのご飯デートに漕ぎ着けた非モテ男子が、最低でも1~2時間はあるだろう初デート中の会話を切り抜け、2回目以降のデートに繋げるかについてまとめてみた。もちろん言うは易くであり、本稿を読んだからすぐに会話が弾むようになる訳ではない。デート経験を積み重ねて、対女性会話力をレベルアップしなければならない…

1. 過度に自己アピールをしない

男性は恋愛・婚活を営業か何かと勘違いしてしまい、やたら自分のこと、特に長所や実績等を喋り過ぎてしまう傾向がある。しかし、そのような話は女性から「この男は自慢話をしている」と思われてしまう。しかし婚活市場にいる女性は訓練されているので、そんな男性の話を一生懸命聞こうとする。一方で男性は、女性が無理してあなたの自慢話を聞いているとは想像だにせず、気持ち良くなってペラペラしゃべってしまう。当然、男性の自慢話を聞くのに疲れ切った女性とは次のデートに繋がらない。男性は「彼女は僕の話をよく聞いてくれたのに、何故!」「デート中はよい雰囲気だったのに、何故!」と狼狽するばかり…

特に相手女性との関係がまだ浅い時期には、過度な自己アピールは謹んだ方が良いと思う。個人的には、女性から質問されたら答えよう、ぐらいの感覚で良いと思う。もし女性があなたに興味があるなら、色々と質問してくるはずである。

2. 傾聴する

そこで男性は、女性にたくさん質問をして、彼女らの話を聞くことに注力ことになる。しかし女性に喋らせているだけではダメで、積極的に相槌を打ったり、興味がありそうなリアクションをとったり、所々で話を掘り下げるような質問をする(probing)、いわゆる傾聴(active listening)をしなくてはならない。

その際にあまり意味がないと(個人的に)思うのが、質問リストを作ることである。昔筆者も女性との会話に慣れていなかった頃によく作っていたのだが、会話で重要なのは1つのトピックを深掘りすることである。あるトピックから別のトピックへ会話が自然に展開することが理想であり、それができれば質問リストなど不要である。会話に詰まったから別のトピックへ移ろう…を繰り返していると、会話のフローが不自然になってしまう。

正直な話、傾聴を続けるのは疲れる。私も苦手である。しかし傾聴を怠っていると、女性から「この人は私の話を聞いていない」とか「この人は私に興味がないのね」と思われてしまう。疲れるが、経験を積んで慣れるしかないのだろうと思う。

3. 共通点を探し出す

デート中に相手女性との共通点が見つかれば見つかるほど、彼女らがあなたに親近感が湧いて、次のデートに繋がりやすくなる。心理学で言うところの類似性の法則というやつである。相手が好きなことを話している最中に「それは私も興味がある・経験がある・好きだ」と、あなたも乗っかるのが良いと思う。自分が好きなこと・ものについて話すのではなく、相手が好きなこと・ものについて話すのだ(もちろん肯定的に)。

これは裏を返せば、いわゆるオタクが何故モテないのか、という理由にも繋がる。オタクのようにマイナーな狭い領域について深く精通してる人は、他人との共通点探しに難渋するかもしれない。他人との関係構築のためには、広く浅く興味を持つことも大事なのだと思う。

4. 踏み込んだ話をする

上記1~3を滞りなく実行することができたら(それだけで大変なのだが)、十分に女性と会話できると思う。しかし、ややもすると「無害な」「良い人」という印象だけ持たれて、男性として見てもらえなくなるリスクは残る。万が一、あなたが「友達フォルダ」に入れられてしまうと、最悪恋愛対象として認識してもらえなくなる恐れがある。

そこから一歩踏み込んで、男性として意識してもらうためには、踏み込んだ話をするのが良いと思う。例えば、恋愛の話など良さそうである。堂々と恋愛の話をすることで、私はあなたを女性にとって見てますよ、とシグナリングができる。相手女性の恋愛観も聞くことができ、今後のアプローチに活かせる。しかしTPOをわきまえるのは大事で、例えば結婚相談所では、仮交際相手の過去の恋愛遍歴を根掘り葉掘り聞くのは推奨されていないらしい。なぜ…?

ちなみに、あなたの恋愛遍歴を聞かれて「実は今〇〇人と仮交際している」とか間違っても言ってはいけない。別稿に書いた気がするが、元カノと別れた理由は「浮気がバレた」とか仮に真実だとしても答えてはいけない。つまり自己開示は大事なのだが、相手から同様の質問にどう答えるかは慎重に言葉を選ばなければいけないのがポイントである。

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