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劣等感は捨てた

私の原動力は劣等感だ

劣等感を持ち続けることはあまり良くないという人が多い

でも私には劣等感が必要だ

劣等感があるから努力ができる

人より劣っていると感じるから優秀になろうと思える

劣等感を常に感じて生きるのは苦しい

でも劣等感が自分を成長させてくれる

いつか優秀になれる日を夢見て今日も劣等感とともに生きる







―― 人より劣っていると決めているのは誰だ?

―― 私より優れている人は私のことを劣っていると思っているのか?

―― 劣等感があるから挑戦することに躊躇してしまうのではないか?




―― 自分の原動力は本当に劣等感なのか?



ふとそんなことを考えた



物心がついたときから常に劣等感を感じていた

そのおかげで勉強も部活も仕事も頑張ってきた

すべての原動力は劣等感に違いない


そう信じて疑わなかった




―― もし今、自分の中から劣等感がなくなればどうなる?




それはきっと努力ができなくなるに違いない

今の自分は人よりも劣っている

劣等感を感じないことなど想像できない




―― 自分は本当に自分が人よりも劣っていると思っているのか?

―― 本当は自分は劣っていないと思っているから人と比べてしまうのではないのか?

―― 理想の自分と現在の自分を比べて劣っていると感じているだけではないのか?

―― 他人と自分を比べているつもりでいるが本当は理想の自分と比べている



確かに、そう考えると自分は理想の自分と比べて劣等感を感じているだけだ

だとしたら劣等感に苦しむ必要はあるのか

理想を実現したいという欲求を原動力にしたらいいのではないか

その方が健康的だ

その方が活力が湧いてくる



よし、決めた

今日からもう劣等感はいらない



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