BCP推進チームのお仕事

私は今、インターネットバンキングアプリを開発している会社で、「BCP」を推進するチームに所属しています。

自分の仕事を語る前にまず、「BCPってご存知ですか？」とお聞きするのですが、9割ぐらいの方はご存じではありません。かくいう私も、このプロジェクトに参画して初めて知りました。

おざなりにされがちですが、地震大国の日本にとってBCPについて考えることはとても大事だと感じます。

BCPとともに、私の仕事をご紹介します。

BCPとは有事に備える計画のこと

BCP…Business Continuity Planの略。
大規模地震、システム障害、パンデミックなど、起きる可能性は極めて低いが、万が一起きた場合事業に大きなダメージを与えるリスクに備えて策定する計画のことをBCPといいます。
事業縮小・事業中断を最小限に抑えられるようにすることで、顧客の信頼を得ることもできます。

BCPチームのお仕事

ただ計画を策定するだけでは時の流れとともに陳腐化するので、手順書などの既存ドキュメント、リスク分析、備蓄品、隔地保管対象の定期的な棚卸しを行ったり、事業継続規定や計画書の内容を周知するためのBCP教育、訓練を行ったりします。

私のお仕事

私は上司や先輩とチームで働いており、打ち合わせが非常に多く、つい最近までは週3ぐらいのペースで議事録をとっていました。あまり知識や経験がないため、会議の参加者の方の発言内容を理解するのが難しく、正確な文章に起こすのはなかなか難しかったですが、文章をまとめるトレーニングになり、楽しさもありました。

また、事業部のプロパ社員、協同者含め数千人の従業員に対して行うBCP教育資料を作成したりしてます。
従業員の方々のご意見も集めたのですが、多くの方から分かりやすい資料だと言っていただけて、課長層からも高評価をいただけたのが嬉しかったです。

より良いBCPへ

実効性あるBCPのために既存のドキュメントをより利便性を高めるために修正したり、新規のドキュメントを作成したり、より質の高い教育について考えたり、非常に考えなければならないことが多くて悩みますが、その分やりがいを感じてます。

また今年度の教育資料準備が始まるので、昨年度よりもっと良質な内容となるように力をいれていきます。