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私にはプロジェクトを推進する力がある

最近、キャリア相談する中で自分のキャリアやスキル、性格としての強みを聞かれることがあった。

自分が仕事出来ない人間だとは思っていないけど、「じゃあどう仕事できるの?」と聞かれると、パッと具体的に言語化するのって難しい
自分の強みをエピソードも交えつつ具体的に伝えてアピールできれば、転職活動だけではなく、他にもいろいろ可能性が広がりそうだし、何より自分で自分のできることを把握することで自信もつきそうだと思った。

というわけで、私の強みについてまとめてみた。

推進力がある

私は、以前現場を去る時に、現場のプロパの課長から「推進力」について褒めていただいた。
うろ覚えだが、あなたのおかげで進んだこともあるだろうし、いなくなることを知った時は残念だったとおっしゃてもらえた。

推進力とは、調べてみると以下のような意味である。

すいしん‐りょく【推進力】
1 物を前へおし進める力。「推進力の強いエンジン」
2 物事をおし進め実行させる力。「市民運動の推進力となる」
weblio辞書より

物事を推し進め実行させる力のことを推進力と呼ぶらしい。
その現場で私が推進力を発揮した場面を自分なりに思い出してみると、例えば他メンバが主担当で止まっているタスクがあることを把握した時、いつも進捗報告の場で進められていない進められていないと報告されているが、それは本来いつまでに終わらせるべきタスクなのか、また進められていないのはなぜでどうすべきなのか、私にできることはないのかなどを考えたり、担当に声をかけたりしてそのタスクに決着をつけさせたことがあった。

自分が持っているタスクを確実に終わらせるべき期限内に終わらせることはもちろん、周りの状況も見て気になる課題があれば潰して、物事を推し進め実行させる。

そのための、俯瞰する力や期限やゴールを把握する力、立場が上の方にも意見を言う勇気や行動力などをまとめて推進力として評価されたのかなと思った。

次の現場でも、今の現場でも、次の工程を進めるにあたって必要な準備や調整を自分で考えて、周りに確認して進めたり、進捗状況が不透明なことがあれば確認したり、調整が止まっていそうなら促したり、自分が参画しているプロジェクトを滞りなく進めるために必要な動きを考えて実行に移す現場にとってのエンジンやトリガーのような存在でありたい、あり続けられているのではと考えている

行動力

仕事の場面というよりかはプライベートの場面で言われる機会が多い気がするが、私はよく「行動力」があると言われる。

どんな行動に対して行動力があると言われているのかはわからないが、シェアハウス暮らしを始めてみたり、興味のある勉強会やイベント、コミュニティには参加してみたり、最近では筋トレや登山など興味の持ったことやどんどんやってみたり、「興味あるからやってみたいな」と思ったことは、「いつかやってみたいな」のステータスで終わらせるのではなく、「いつかじゃなくで今やろう」と思いついたことをどんどん行動に移していくエネルギーは高いと自負している。

仕事でもプライベートでも、例えば何か提案や意見などするときは、自分の意見は正しいか賛同してもらえるか、提案に興味持ってもらえるか、発言する時は必要以上に不安に襲われて、何か反応が返って来るまでドキドキすることも多い。

それでも、基本は「やらない後悔よりやる後悔」のスタンスなので、「もしかしたらネガティブな反応があるかもしれないから言わないでおこう」と言おうと思ったことを控えるのではなく、「もしかしたらネガティブな反応があるかもしれないけど、言ってみないとどんな反応になるかわからないしとりあえず言ってみよう」ととにかく頭の中はどんどん言語化して開示していく。

なので、ビジネスでもプライベートでも、メールやチャットでの発言量は多い方だと思う。

分からないことや不安なことはすぐ質問・相談する

当たり前だが、分からないことや不安なことはそのまま放置せず、プロジェクトを進める上で理解しなければならないこと、理解しているつもりだけど認識が合っているか不安なことは、自分のリーダや周りの同じチームの人にすぐ相談する。

質問する相手は、なるべく適切な相手を選ぶように心がけているけど、誰にでも聞けそうな質問であれば普段会話する機会が少ない人を選ぶなど、コミュニケーションを取る人の幅を広げるように心がけている。

質問する時も、最低限自分で調べられる範囲はざっと自分で調べて、自分で調べる時間をかけすぎても作業のスピードが著しく落ちるだけなので、自分で軽く調べて分からなければすぐに人に聞く、質問する上で必要な材料(過去にやり取りしたメールや資料など)があれば、それを事前もしくは質問する際に持って行くなどして、回答する側もスムーズに回答できるようにしている。

そして、何についての質問か質問の概要をまず伝え、どんな背景があって、どこまで理解していて何が分からないのか具体的に伝える。

質問・相談する上でとても当たり前のことだが、非常に大切なことができていると思う。

分からないことは事前に自分から潰していくので、「なんでわからないままにしているの?」「なんで理解できていないまま進めているの?」ということにはならない。

マルチタスクが得意

どの現場のプロジェクトでも、ただただ一つの仕事にだけ集中すればいいということはなく、大抵複数の案件やタスクを同時並行で進めていく。

そのため、各案件やタスクの進捗状況や期限感を常に把握しながら、今は自分は待ちの状態なのか、それとも何か必要なアクションはないかなどを考えながら動かなければならないが、マルチタスクが得意なので自分が担当する複数案件に対し今取るべきアクションを取りながら確実に進めることができる。

自分が待ちの状況でも、リマインドした方が良さそうならリマインド、自分宛てに依頼されたタスクも他の人の方が適切に早くこなせそうなら依頼しておくなど、自分持ちのタスクは素早く消化してすぐ他の人にボールを渡すように心がけている。

言語化能力・文章力がある

今このnoteを読んで、「そこまででもないやん」と思われていたらごめんだけど、仕事でもプライベートでも自分がまとめた文章について分かりやすい、文章をまとめるのが速いと褒められることが多いので、客観的に見ても言語化能力や文章力は自分の強みだと思っている。

進捗会議などでの報告も、報告の内容が分かりやすいとプロパの課長級から褒めていただいたり、何よりそもそも文章を書くことが好きで、文章を書く行為自体へのモチベーションが高く、こうやって今4000字以上の文章をスラスラと速いスピードで書き上げる力は、他の人よりも秀でている(と思いたい)。

慎重さがある

不安なことは確認しておくというのもそうだが、対面の会話や電話、会議など、口頭ベースで決まったことは、会話の後にチャットやメールなど文章に残すことで、後で言った言わないとならないように、また認識誤りのまま物事を進めないようにするために必ず証跡として残すようにしている。

こうすることで、業務を正確かつ求められるスピードで行うことができる。
仕事は、スピードももちろん大事だが、誤った内容で素早く進めても全く意味がないので、安全こそ第一である。

向上心がある

今の自分に足りない部分を分析し、足りない部分を補うために行うべきことを考え実行することが好きである。

朝のルーティンに運動を取り入れたり、メンタル向上や日々の生産性向上のための筋トレ、試験勉強や読書などのインプット、それをアウトプットする機会を作るためにSNSで知り合った方と週1で朝活の機会を作るなど、自分の能力を高めるために必要なことを考えたり相談して、着実なスキルアップを行い、現場に貢献できるように努力する。

仕事でもプライベートでも、自分が成長できそうなことや成長が感じられることは好きだ。

論理的に物事を考える

何を進める時でも、これの目的は何か?何を根拠としているのか?ゴールは何か?などを考えながら動き会話するので、物事を適切な方向性に導くことができる。

改善力がある

過去にBCPの推進チームに所属していた時に、社内の教育資料に携わっていたのですが、当時の月報を見たらこんなにいろいろと改善していた。

・BCP教育の目的具体化
⇒検討事項を判断する上での軸をつくる
・目的をもとに新規スライド案や削除するスライド、修正案の取り込み検討、全従業員に把握してほしいことに内容を絞る
⇒要点を絞ることで内容の濃い資料に
・レビュー記録表の作成
確認対象資料への指摘事項はすべて所定のフォーマットに記入してもらうようにする。
⇒レビュー漏れ、指摘事項の対応漏れをないようにする
・受講者のアンケート回答を必須にする
昨年度まではチェックリストに日付を記入するだけだったので、本当に受講しているかや理解度が不明確だったので、今年度から受講者へのアンケートを必須にする。
⇒アンケートの回答内容はそのまま来年度以降のBCP教育改善に利用できる
・スライド冒頭に災害発生時を想像させる動画を入れ、スライドへの興味を引く
・具体的な初動対応方法についてのスライドを取り入れ、有事に動けるようにする
・避難場所の経路についてのスライド作成にあたり、実際に歩いた。
・全従業員に周知する前に、1月新規参画者や他担当者に見てもらい意見照会を依頼。チーム外の方から意見をもらうことでより浸透しやすい資料にする
・テスト問題スライドを作成。問題を解くことで理解度を測ることができる
・アクションリストを作成。BCP教育資料を読んだ後にやってほしいことを具体的に提示することでこうどうにつなげる
・災害について知る書籍やアニメの紹介
もっとBCPや災害についての理解を深めたい人向けのものを紹介
・見出しには関連した写真を背景にして感情に訴えるようにした
・構成は災害が起きたらどうなるか、どのような計画を策定しているか、災害が起きたらどう行動するか、平常時どうするか、今できることは何かの順。
・受講状況チェックリストは対象外グレーアウト、受講対象者数や受講済み、未受講を関数で集計、未受講者を条件付き書式で強調
・イラストや図解、写真の挿入で視覚的に分かるデザインにした

そもそもこの資料を作る目的は何かから考え、その目的のためにはどんな改善が必要か自分でアイディアを出し、そのアイディアを資料に反映したりした。

BCPの社内教育資料に初めて関わった時には、作成ツールであるPowerPointを今まで全然触ったことがない状態だったので、本を2~3冊買って勉強した結果、プロパの課長級からの社員から「平易で分かりやすい」、「事業部内の他の資料に比べデザインや構成が優れていることに驚いた。」と評価を受けた。

他にも、現場の業務マニュアルがなければ作ったりして、ミスしやすいポイントなどを分かりやすくまとめることで、新規参画者でも正確かつスムーズに業務出来る状況を整備したり、手順が分かっている人でも細かい部分は忘れていたり間違っていたりするので、業務マニュアルは意識合わせのためのドキュメントとしても使えた。

業務マニュアルをしっかり作っていたので、現場を離れる時の引継ぎもスムーズだった。

スピーディーに動ける

何か連絡があればすぐに返信する、確認に時間を要するなどすぐに返信を行えないとしてもSlackのようなチャットツールであればスタンプしたり、メールであれば一次返答するなど、対応を進めていることを分かるようにするなどの配慮をする。

提出物も期限ぎりぎりではなく、依頼されたらすぐに提出するので、依頼元にリマインドの手間をかけることはない。

結果、プロパ社員などからは、いつもスピーディーな対応で助かると言ってもらえていた。

私にはプロジェクトを推進する力がある

推進力と行動力で今どういう状況で物事を進めるにあたり何が必要か考え実行していき、分からないことや不安なこととは質問・相談したり、確認した結果は証跡に残すなど物事を適切かつ安全に進める慎重さがあり、マルチタスクとスピーディーな調整が得意なので、求められている期限内に終えられるようにサクサクと進める
自分やチーム、プロジェクトなどにとっての課題があればそれを見極め、目の前の物事がより良くなるように改善する
そして自分自身の足りない部分については持ち前の向上心で補うことでどんどん能力の底上げをする

まとめると、これが私の強み、そして得意なことなのだと言語化できた。

自分って何が得意なんだろう?とふわふわしていると、せっかくアピールできる素質があっても実際アピールできないのでとてももったいない。

今自分は、こうやって自分の強みを言語化して、そしてnoteで公開できてなんだかとてもスッキリした。

自分はどんなことが得意なのかについて自分で考えて、他人から言われたポジティブな評価や結果を加えることで根拠を持たせる、そして自分の強みをまとめて一言でどんな人間か表現できるようにしておくと、きっとこれがのちのち役に立つ。

みなさんもぜひやってみてください!


最後まで読んでくださるなんて! うれしい~ありがとうございます! これからも思考まるだしの文章を書いていきます(^o^) コメントあればお気軽にどうぞ~♪