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tupera tuperaのかお展 at PLAY MUSEUM in 立川

石でできた強面や楽器でできた困り顔。ゲラゲラ笑いながら、いろんな顔に出会える展覧会に家族で行ってきました。

立川に今春新しい商業施設GREEN SPRINGSがオープンしました。大きな広場と庭園を囲むように、音楽ホール・美術館・保育園・ホテル・ショッピングエリアが集まっています。

ここに新しくオープンしたPLAY MUSEUMへ行ってきました。
常設展はエリック・カール、そしてオープニングの企画展は「tupera tuperaのかお」展です。

tupera tuperaって?

tupera tuperaは、ツペラツペラと読みます。
亀山達矢と中川敦子のクリエイティブユニット。幅広い分野で活躍している彼らの仕事で最も有名なのは、50冊以上手がけている絵本です。

我が家にもたくさん絵本がありますが、こどもたちの一番のお気に入りは
『やさいさん』と『しろくまのパンツ』です。

どちらも少なく見積もって100回は読まされています・・・。

他にもイラストや、ワークショプ、アートディレクションでも活躍しています。「ひらめき〜」の効果音でおなじみ、Eテレの工作番組『ノージーのひらめき工房』のアートディレクションも彼らです。

tupera tuperaの絵本の魅力の一つが、人でも動物でも植物でもユーモラスな表情の顔です。今回の展覧会では「顔」をテーマに、絵本の原画・立体作品・映像作品・参加型作品など様々なアプローチがとられています。

一番楽しんだのは、巨大福笑い

私たちが一番楽しんだのは、作品名「床田愉男(ゆかだゆかお)」、
床に作る巨大な福笑いです。
壁にたくさん並べられたパーツ。クッションや、靴下、大きな紐などなど。これを全部自由に使って、巨大な円型クッションの上に顔を作ります。

靴下・・鼻になるかな?あ、絆創膏もかけてあるな・・・。

好きなものを選んで、運びます。
制限時間は3分。みんなで手分けして大忙し。

好きなパーツを並べたら天井をみあげます。

ジャジャーン!
なんと天井が鏡になっているんです。
どんな顔を作れたかは鏡を見てのお楽しみです。

素材も色も形も違う魅力的なパーツが多いので、
「これおきたい!」「あ、でもこれも!」「やっぱり、こっち!」と言いながら、盛り上がりました。

会場内で宝探しならぬ、顔探し!

入り口で虫眼鏡を渡されます。
これで会場じゅうにあるいろんな顔を見つけてね!というシステム。

顔って色・形・大きさはいろいろあって、みんな違って、それぞれ魅力があるんだよなという当たり前のようなことにも気づきます。

「この顔、おかしいねー」
「これ、へん!なんかおかしくなっちゃうねー」
「これ、ママに似てる!」
「えっ!!こんなに怒った顔してないよ!!」

なんて会話をたくさんしました。
長男は久々のお出かけで、とても楽しかったようでずっとしゃべっていました。家に帰っても「楽しかった!来週も行く!」と行って眠りにつきました。
会期が12月末まで伸びたので、それまでにもう一度行きたいです。



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