電動キックボードが危険であることを転倒事故経験者から語る。そして、日本の道路事情に合った移動手段とは?
私は、耳が聞こえない人が通う筑波技術大学の元学生で、現在は放送大学の学生である耳が聞こえない近藤 史一です。
述べたいこと
電動キックボードは日本の道路事情に合わないというのが私の結論です。電動キックボードは、電動自転車と同じように安全で便利な移動手段として普及するべきではないという自分の理由を述べます。その理由を以下に詳しく説明します。
電動キックボードの怖いところ
まず、電動キックボードは日本の狭い道や歩道で走行するには不向きです。電動キックボードは、車輪が小さく、バランスを保つのが難しい乗り物です。路面の凹凸や段差に弱く、すぐに転倒する危険があります。また、電動キックボードは、自転車と同じように左側通行しなければなりませんが、車やバイクとのすれ違いや追い越しの際に接触事故が起こりやすいです。電動キックボードは、自転車よりも小さくて見えにくいので、他の車両や歩行者からの注意を引きにくいです。さらに、電動キックボードは、自転車と違ってハンドルにブレーキがあるが急ブレーキをしたら転倒するリスクが極めて高いです。これは、急な停止や回避ができないということを意味します。電動キックボードは、最高速度が20km/h以上になるものもありますが、その速さで走行するには、ブレーキの性能が不十分です。
日本の道に適してない
日本の道路次に、電動キックボードは日本の道路交通法や狭い道路に適合していないという問題があります。電動キックボードは、原動機付自転車や特定小型原動機付自転車として分類されますが、そのためには必要な保安部品がすべて備わっている必要があります。しかし、電動キックボードの多くは、後写鏡や方向指示器、警音器、速度計などの保安部品が装備されていません。また、電動キックボードにはナンバープレートを取り付ける場所がありません。これらの保安部品がないと、公道を走行することができないだけでなく、道路交通法違反となり、罰金や免停の対象となります。電動キックボードは、自賠責保険にも加入する必要がありますが、そのためには保安部品が備わっていることが条件です。つまり、電動キックボードは、自分で所有する場合は、法律的にも安全面でもコスト面でも、公道を走行するには不適切な乗り物なのです。また、自転車と車の走る道の境界が曖昧なことと、自転車道が整備されてないことがポイントだと思います。
大怪我した経験
最後に、電動キックボードは、自分自身の経験からも危険だと感じています。私は、電動キックボードに興味を持ち、キックボードを買って乗ってみたことがあります。しかし、その時に、歩道の段差に気づかずに乗り上げてしまい、電動キックボードから投げ出されて膝を大怪我しました。幸いにも、他の車両や歩行者との衝突はありませんでしたが、もしもそうなっていたら、大事故になっていたかもしれません。私は、電動キックボードの危険性を身をもって知りました。私は、もう二度と電動キックボードに乗りたくありませんし、他の人にも乗ることをおすすめしません。
結論
以上の理由から、私は電動キックボードは日本の道路事情に合わないと考えています。電動キックボードは、電動自転車のように安全で便利な移動手段として普及するべきではないと思います。電動アシスト自転車は、電動キックボードと比べて、輪っかが大きく、安定感があり、ブレーキが効きやすく、保安部品が備わっており、免許も要らず、法律にも適合しています。電動自転車やレンタサイクルは、日本の道路事情に合った、環境にも優しい移動手段です。私は、電動自転車やレンタサイクルの普及を支持します。
特に、レンタサイクルは、自分の自転車を持たなくても、スマホで簡単に借りられて返せるという利点があります。レンタサイクルの中でも、私がおすすめしたいのが、電動キックボードのシェアリングサービス「LUUP(ループ)」です。LUUPは、街中に設置されたポートから、電動キックボードや電動アシスト自転車を借りられるサービスです。LUUPの電動アシスト自転車は、公道走行可能な保安部品がすべて備わっており、尚且つ今までの自転車と同じ感覚で安全に走行できます。また、LUUPのポートは、人が集まる場所に設置されており、気軽に乗り降りしやすいことが特徴です。LUUPは、電動キックボードや電動アシスト自転車をシェアすることで、サステナブルな社会を目指しています。私は、LUUPのサービスを利用して、電動アシスト自転車に乗っています。LUUPの詳細は、下のリンクからをご覧ください。
https://support.luup.sc/hc/ja/articles/360053122854-安全なライドのためのルール-電動アシスト自転車-
結論
電動キックボードは、日本の道路事情に合わないというのが私の結論です。電動キックボードは、電動自転車と同じように安全で便利な移動手段として普及するべきではないと考えています。私は、電動自転車およびそれの貸し出しが気軽にできるレンタサイクルの普及を支持します。特に、電動キックボードのシェアリングサービス「LUUP」は、電動キックボードに関してはあまりよく思いませんが電動自転車シェアサービスに関しては業界トップクラスだと思います。LUUPを利用して、街を楽しく移動しましょう。
※LUUPの電動アシスト自転車に関しては、また後日詳しいことを述べる予定です。
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