上司(園長先生)との距離感
THE OWNERウェビナーまとめ
前回に続き、ウェビナー内容のまとめを続けています。
ウェビナーまとめを進めながら、組織内での研修資料へ移行しつつあるような、とても中途半端な状態です。
それにしても、THE OWNERさんは、なぜ「ジ・オーナー」ではなく、「ザ・オーナー」なんでしょうね。何かを狙っているのかな。
上司は部下から距離を取るべき
ウェビナーをまとめながら、「そうだよなぁ・・・」と改めて認識したのは、上司と部下との距離感です。
上司は部下に「位置」を取りに行きがち
識学の安藤社長も梶山副社長も、前職では部下に寄り添い、飲み会、カラオケ等の交流を大切にされていたとのこと。twitterでもそのように投稿されていました。
先代からの流れもあり、「職員に慕われる」「職員に尊敬される」「職員が『付いていきたい』と思われる」存在になることを、保育園園長であった私も求められていましたし、そのように努力しました。
「嫌われる」というリスク、恐怖に勝てなかった、勝つことの必要性を理解できていなかったのです。
園長が職員に寄り添った結果、
園長業務ができるよう、スキルアップを目指す者はなく、職員の成長は進まず、
園長業務は、園長以外、触ってはいけない状態となり、
数多くの業務が園長に集中する中で、誰もヘルプできる状態ではなくなり、
「園長になることは、保育士にとって最悪の罰ゲーム」と認識され、
組織の最大の弱点が、園長という存在になり、園長が倒れた瞬間に、
翌年度の書類は何も準備できず、
当月の給与計算も誰もできず、
明日、または、本日の職員ローテーションを誰も決定できず、
園長への就任を希望する者は、一人もいない。
そんな状態になりました。
保育園に限った話ではなく、経営者同士の話でよく耳にする内容です。
上司と部下との距離
そうなんですよね。
先日のウェビナーでも、目の覚めるような思いでした。
人間なので、全員と仲良くすることはできません。
気の合う人、気の合わない人は、必ず生まれます。
職員同士も同じです。
すると、そこには「派閥」が生まれます。
仕事の結果ではなく、「派閥」の力学だったり、経営者との個人的な関係性が評価に影響します。実際に影響していないとしても、他の職員から「あの人は、〇〇〇だから・・・」と認識されます。
従前は、保育の世界では、人事評価がほとんど行われていない状況でした。
現在の社会状況の中、今後は人事評価なしで進めることはできません。
本音としては、コロナという状況がなければ、職場の仲間とも、楽しい飲み会を開催したいのです。
ただ、個人の楽しみの為に、組織の成長、法人としての社会への有益性発揮が損なわれることは、認められることではありません。避けなければなりません。
職員から、私の発言が「前提条件」と認識されるよう、努力です。
よろしければサポートをお願いします。いただいたサポートは、今後の活動のために有効に活用させていただきます。