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新しい扉の入り口に風は吹く

 本日、風吹く日和なり、バイト先で外回りへ、町が妙にどんよりしているように感じる。

まあ感じるだけだろうけども、それでも平日の日中に中央線の谷間にあるその町をぶらついている人であるのでそんな風に見える人の割合が多いとは思うが、しかし外見で決めつけてはいけない。
そもそも低気圧にやられている自分の心情がそんな風に見せているのだろう。
そんな事と、今夜配達に行かねばならないのにこんな日に限ってこの波浪という事を考えていたのだがそれだけで疲労、気分は下降。そうなってくると普段なら開いてるはずの相手先は開こうはずはない。サボろうと決め込んでうろうろ、とろとろで、本日のバイト一本目終了。

 終了間際、浮かない顔の同僚、元気かいと聞くと、「元気すよ。いや、でも元気じゃないです。」との事、どうした、ブラザーと問うと、フルコース は演劇観るかいと聞かれる。私はテンデみない。
「どうしたら、そういう人が演劇を観ようと思いますか。」
なるほど難しい問題だ。
話を聞き進める。
そもそも彼は演劇に携わっているのだが、近々先輩の手伝いで客を集めたいという最中難航している様子。
彼の言葉を借りると、内容はお墨付きと自分は思っている。とのコトだがチラシを作ってそういう層の目に付く所に置くだけじゃなく、今まで来たことない人にどうしたら来てもらえるかという事を真剣に15分くらい語った。

そして気付いた、あ、これ先ず私が行くやつだ。
私は今迄、先輩の主催の小劇場に二度程行っただけだがその理由として一番はやはり値段の問題、興味はない事はないが、この後、風の中配達へ行って3、4時間で千円稼げるかどうかのところ三千から四千円の価格はなあ。
その中でも行ったのは自分が敬愛する先輩がやっていたという事と、その人が人集めを目の前でしていたという事。

今回声掛けてくれたブラザー同僚はどちらかというとシャイ、顔を時折紅潮させながらも思い切って声を掛けてくれたあなたのそのニンというのかなドブ板活動が私を動かしてくれました。ありがとう。

というわけで今度、初の座・高円寺へ行ってきます。
その分、こちらとて銭払うただけトレダカにしますよ。
その前に先ずは風の中配達して小銭拾ってからね。
と思いながら帰り道のマーケットでついつい買い過ぎてしまったいかんいかん。

2024年 2月22日(木)〜25日(日)の間で興味ある方は是非マイブラザーの活動に清き一票を。御拝読ありがとうございます。

ここからはいつも通り『フルコース のレディオ』の入り口です。こっちも寄ったってくださればこれ幸い。

『フルコースのレディオ』というラジオ番組をYouTubeで配信しております。

今のところ基本的に毎週木曜日0時配信です。

懲りずに19回目何とか配信漕ぎつけた。1週間を公民館の新聞と振り返る。

ご慈悲とお力添えを承りたい所存です。どうぞよろしく。

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