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新刊『日本人なら知っておきたい日本の伝統文化』(ちくま新書)が出ます(第一報)

はやくも、『日本人なら知っておきたい日本の伝統文化』(ちくま新書)の新刊の告知が出ていました。
12月7日(木)刊です。
ちくま新書は、新書らしからぬ本格的な内容と分厚さが特徴(?)ですが、
今回の本は、200ページ程度、図版も多くいれ、読みやすさ、手に取りやすさを心がけています。
本の紹介として出ている、
「伝統的な日本人のこころのあり方や死生観はどのようなものだったのか。民俗学や宗教学、倫理学の観点から、近代以降、我々が見失ったものを掘り起こす。」
というのが、本書のテーマです。

序章 日本人の知らない日本の伝統
第一章 神のまつりと日本人
 1 民俗学が目指したもの
 2 柳田国男と折口信夫
第二章 仏教と日本――古代から中世へ
 1 仏教の伝来と展開
 2 神仏習合と中世の文化
第三章 新しい知の到来――近世・近代
 1 中世から近世への転換
 2 明治維新から現代にいたるまで

日本の伝統なんて自分とは関係ない、よくもわるくも高尚なもので手を出しずらい、と思い込んでいる人にこそ、手にとってみてほしいと願っています。「そうだったのか!」と納得する、腑に落ちる点の多々ある本になっていると自負しています。



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