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とあるIT企業のハラスメント⑧~ちょっと休憩・私の活動~

時系列での状況はお一旦置いておいて休憩。
私がXの"活動"でなにをやらされていたかを書いてみる。
少しだけ技術的な話も。


まず大前提としてはこちらも乗り気じゃない、一方的な依頼が期限付きで飛んでくる日常。この"活動"が始まってから何度も同じ後悔をしているが、こんなもの受け付けずに依頼もX自体も拒否をしておけばよかった。

ただ①~の話もある通り、自分勝手な言い訳をさせてもらえるならば"騙されて"いた。これは"活動"どうこうではなく、Xの人格的な面を的確に捉えられていなかった。理解する前に「ちょっと楽しそうかな」なんて生温い想いで過ごしていたのは本当に反省すべきだと感じている。

途中からは怪しい匂いを感じつつも、Xは仕事上でも関わることがある人間のため"事なかれ主義"な自分の性格もあり、積極的な拒否をせず、それとない人間関係を維持しようとしていた。でも"普通の人"に対するコミュニケーション方法としては間違っているとも思わないし、そういう点だと"Xの本質的なヤバさ"に早く気がつくべきだったのである。本当の本当に。


さて、私が実際にXの"活動"とやらで何をやらされていたか。

まず例のIT教育系のコンテンツの作成。主にサーバ系やネットワーク系の基礎などの教育の方針や目次作成から、その中身までの作成。

あと"なぜ今教育が必要なのか"というマインド的な内容。そういう内容について何故かXの家に呼び出されディスカッションをしたこともあった。休日にだ。

正直大した内容は書いていない。それはこのXの"活動"に極力時間を割かないようにはぐらかして進めていたから。それでもプレゼンテーションで数十ページを作成した。それなりの時間だ。

あとは私がメンバーの中で唯一ITに詳しいこともあり、事業のHPの作成も依頼された。

曰くXはITには誰よりも詳しいといっていたが、何故かWEBの構築の話になると全て投げやりだ。

私「どういうサービスでWEBを構成しますか?」
私「どのクラウドを選定しますか?」
私「CMSを使っていったほうが楽ですか?WPでも使いますか?」
私「コンテンツはどういうものにしますか?」
私「デザインはどうしますか?」
私「ドメインはどうしますか?」

私はXの活動自体には興味はなくなっていたが、腐ってもITのエンジニアだ。そういう技術的な話しは好きであるし実装も好きだ。

だからこそ、何も具体的なことを言ってこない割に期限だけ押し付けてくるXに対して色々な確認を送ってみた。

X「いや、とりあえず良さそうな感じでよろしく」
X「コンテンツはおいおい考える」
X「デザインは絵コンテ書いて渡す」
X「どんなサービスでもいいよ、知見あるなら好きなの使って」
X「ドメインもテキトーでいいよ」
X「こんなことぐらい俺でも出来るけどやっといて」


・・・・おいおいおい。どんだけ適当なんだよ。


今後WEBでマーケティングをやっていくって言った男が、WEBを一刻も早く作りたいといった男が。何一つ決めやしない。丸投げもいいところ。

本当なら細かい部分を話した上で設計して実装をすべきところだし、どうせこっちのイメージで作っても作り直しとか言い出すんだろうし。

もう面倒くさくなってきた。

とりあえずAWSでEC2を立ててWP構築。適当なテンプレートでよくある会社のWEBサイトっぽいデザインに修正して会社案内やブログページなど、色々とコンテンツを置く。

あとはインフラ周りだ。AWS上で証明書を発行してELBをカマせてSSL化(https化)を実装。ドメインについてもレジストラから会社名を含むドメインを取得してRoute53に管理振って、とりあえずサイトは完成させた。

情報発信だけの一般的な起業のサイトならこの程度でいいだろう。

あとは肝心要の"教育コンテンツ"についての情報だ。この情報がなければこんなサイトなんの役にも立たない。

私はXに例の絵コンテはまだかと催促してみた。

X「十分に練ってから出す必要がある」
X「重要な部分なんだ、ちょっとまってくれ」

お前、人に期限切って早くやれ早くやれつっててどういうことだよ。ふざけんなよ。・・・まぁいいや、もう来たらそのままデザイン反映させて乗せれば終わりだろう。

そのまま数日が経過して、XからWEBサイトのコンテンツ素材というものが送られてきた。

X「こんな感じでまとめたよ!これをWEBに反映させてくれ」

・・・おいおいおいおい。。。。

送られてきたそのWEB素材とやらは、PDFにテキストで「各年代の現状・攻略ポイント」が書かれていただけだった。

「20代はゆとりだから学が足りない、だから何をすべきか~~」

は?え?絵コンテは??デザインは・・・?なにこのテキストだけ???

私「え、これテキストしか乗ってませんが、デザインの情報とかは」
X「そこまで私が考えるべきではないと考える」
X「とりあえずこれをWEBに早く載せてくれ」

あいも変わらず血圧が上がるようなことばかりを言ってくる。

私「コンテンツは私ではなくてXが作るという話しですよね?」
X「WEBサイトつくったんだから一緒じゃん、作っておいてよ」
X「そんなに大変なことじゃないでしょ(笑)」

・・・・大変とかじゃなく、デザインもコンテンツもキモの部分だからお前が考えるって言ってただろ。何度も怒りのメッセージを送ろうと思ってメッセージを消して、

私「わかりました、とりあえず書かれている文章のみ反映させます」

ということでサイトには"教育コンテンツ"みたいなページに送られてきた資料のテキスト内容をいくつかのページに区切って掲載をした。

X「まぁいいんじゃね、それっぽいじゃん。及第点(笑)」


こいつは本当に人のことをなんだと思ってんだ。


そもそもこのAWSの利用も、ドメイン取得も少額かもしれないが、Xは金さえ払っていない。全部コッチ持ちだ。

あと、普通AWSのインフラ構築とWordpressの構築、セキュリティ対応やSSL化、ロードバランシングしてドメイン取得してとか、一通りやったらどの程度の費用かかるか知ってるかい??

なんで一通りやって費用を私が払っているんだい??

結果ここから見えてきたのはXの身勝手な依頼と本質的に何も決めちゃいない丸投げ体質で、最終的なモンだけ「Xのモノ」に見えればいいということだった。

あとは以前から疑いがあったが、実際にXはITのことを何も出来なかった。本を読んでいて知っていることは有るのかもしれない。ただ実際に手を動かすようなことが本当に何も出来ない。本当にだ。

だからドメインの話も証明書の話も、実装の部分について何も応対が出来ない。それぞれの言葉の意味や役割しか知らないから、実装の話に返信が出来ない。

結果として丸投げにせざるを得なかったんだろう。Xのプライドが"知らない"という言葉を発することを許さなかったんだろう。

本当に何様なんだ。何者なんだ。

この活動は時間もお金も、精神的にも何もプラスなことは一切無い。

ただストレスが溜まっていくだけだった。

一旦私の自分の活動については以上。



なおこのWEBサイトについては。先日AWSのアカウントごと破棄した。

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