とあるIT企業のハラスメント⑪~会社への報告~
Xは終わったと思っている話が、
本当にXの終わりに向かう話。
⑩にて一通り物品の送付なども終わり、もう金輪際関係を持たないとXが言ったあと。
私とAさんは会社の上司に相談のミーティングを入れた。
ハラスメントに対しての告発だ。
内容としては大きく2つ。
・プライベートなこと
・会社でのこと
会社でのことについては大きく共有が出来るが、プライベートな領域についてはどこまでを話せば良いか、私も難しいと思っていたが、この辺りは分解点をちゃんと置いた上でまずは上司に話を行った。
話した内容は主に今までココで書いてきた内容の抜粋だ。そしてちゃんと会社に話をするからには、証拠を揃えておいた。
XとAさんのLineを主とした各種エビデンスである。
これは本当に内容を見た人しかわからないような、独特な表現を使って話をしてくるX。本当に気持ちが悪いのよ。
この辺は一通り書き終わって機会があれば。ただ膨大過ぎてまとめるのにはとてつもなく時間がかかりそうですが。
さて、上司に相談した結果としては、
上司「ちょっと意味がわからない」
まぁそうでしょう。すぐに理解ができるわけがない。
改めて時間をちょっとかけて、順を追って理解をしてもらうようにした。
上司「あまりにもヒドすぎる」
上司「早めに人事に出したほうがいいと思うけどどう?」
私・Aさん「そうさせてください」
もちろん想定済みの話なので、そのまま人事へ。
人事との話になる前に、組織としても大きな問題となった。自分の部門の上司の上長や各種部門の部長・本部長までも巻き込んだ問題となった。
ココで一番むずかしいのが伝え方などを失敗して理解を得られないこと。この話はすごいストーリーも長いのでスポットでポイントを置いて話をするしかなくなるが、絞り方をミスるとうまく内容や辛さが伝わらない可能性があった。
ただ、ここについては杞憂であったようだ。ウチの上司たちも頭が良くて本当に助かった。
ざっくりとした時系列の資料と各種エビデンスをもとに短時間の説明と、個人個人での確認をしてもらった。
その結果総意として「ヒドすぎる」という認識を持ってもらい、そのままの認識で部門→人事に話が落ちていくことになる。
Aさんと私はその後人事のヒアリングを受けてたが、在るがままをそのまま報告した。私は第三者・相談を受けていたものとして客観的な証拠に対する説明などを実施し、予想通りの人事側のリアクションを受けて無事完了。
後日Xのヒアリングを行う運びとなった。
ただその後人事からは「Xと調整を実施しているがなかなか調整がつかない」「忙しい様子」との話が。
Xの会社の予定表を見てみると1週間ずーっとまるまるワークとなっていた。
こんなヒマなやつは他にはいねぇよ。。。。。
言い訳をしているのか、もしくは本当にキャパが狭すぎて少しの仕事もちゃんと出来ていないのか。
そんな中やっとヒアリングの日程が届くことになる。
実際に我々がヒアリングを受けてから2週間後のもう暑くなってきた頃合い。
そのヒアリングの日を迎えるのとほぼ同時に新たなことを知ることになる。
Xが退職するらしい
なんと、人事の判断を待たず、退職の流れとなった。
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