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子どもの上唇小帯(じょうしんしょうたい)をチェックしよう

上唇小帯とは

上唇と歯茎をつなぐ「すじ」
上唇の中央を上の方にめくると、粘膜から歯茎にかけてピンと張った「すじ」


我が家の子たちは2人とも、
歯が生える部分まで上唇小帯が出ていました。

親族に歯科医がいるのですが、
2人とも0才の時にチェックされ、

「このままでは幼児期にかけて
 すきっ歯になってしまうかもなぁ」

と言われました。
早めがいいということで、
言われてまもなく切除することにしました。
2人とも0才の時にです。

しかし、
このことを記事にしようと、
「上唇小帯」について調べてみると、

衝撃のことが書いてありました。


「乳児期は歯が出る部分まで
上唇小帯が出ているのは正常なことだ」

というのです。
成長するにつれて上唇小帯は
短くなっていくというのです。


えぇぇえええええ!!!!?

あんなに泣きながら
頑張ってくれていたのに!!!
わたしはとんでもないミスをしてしまったのではないか!?と焦りました。

0才でありながら、
わたしが上唇小帯の切除を決めた理由は、

・ 歯科医に言われたから
・ 大きくなってからだと
  歯医者がトラウマになってしまう
・ 記憶が残らない小さいときに
  やってあげてしまいたい
・ 正しい歯の生える位置を
  早めに確保してあげたい
・ 受診時に体を抑えるのがラク


なにより、
専門家である歯科医に言われたので、
早めにした方がいいはずと言うのが
決め手でした。

大きくなってからでは
羽交い締めにするのは大仕事だし、
あぶないです。

そして、
記憶が残らないであろう0才という時期に
終わらせてあげたいと思ったからです。

時期を引き伸ばしても
「結局やることになると思うから」
と言われました。

わたしなりにいろいろ考えて、
今やろうと思えたので、
頑張ってやってもらいました。

上唇小帯を切除する手順は
次のとおりです。

1、ママと一緒に仰向けになって寝る
2、暴れないように抱きしめるように
  腕を押さえる
3、歯茎に麻酔を塗ってもらう
4、先端が細くなっている器具で
  つながってる部分を焼き切る

以上です。
止血や縫合はしません。

血は出ますが、
その後すぐ目にとまります。
正味5〜10分くらいです。

うちの子たちは
処置が終わって開放されると
すぐ泣き止みました。

焼き切ったあとは
髪の毛を焦がした時の匂いが一瞬しました。 

その後は痛がることもなく
何事もなかったかのように過ごしていました。

「やらない方が良かったのかな、、、」と
複雑な気持ちになりながら、
いくつかサイトを検索してみました。

その結果、
上唇小帯の切除には
肯定派否定派がいるようでした。
中には肯定派もいたので、安心しました。

お医者さんにも
いろいろな考え方があるんですね。
我が家は肯定派のお医者さんだった
ということでした。

否定派のお医者さんの意見は
次のとおりです。

否定派の意見

・ 切除しただけで
  すきっ歯が治る可能性は低い
・ 切ってもまた戻ってしまうこともある
・ 小2〜小3の永久歯の前歯が生えてくる頃に
  検討するくらいでもいい

ひとことに、
「上唇小帯が出ている」といっても
人によって程度が違うでしょうから、
気になる方は歯医者さんに行って
みてもらうのがいいと思います。

我が家はもう切除してしまい、
終わったことを気にしても仕方ないので、
経過を見つつ、
大きくなってからやらないで済むと
プラスに考えようと思います。


参考になれば幸いです。


これからもわかりやすく、ためになる学びを共有し続けます!