飲んで生産者を支援したい! 復興応援ワイン3本!
こんばんは! 今晩わいんです。 寒かったり暖かくなったりと三寒四温を感じるこのごろですね。
花粉も飛び始め、筆者はコロナ対策以外でも、マスクが手放せなくなってきました。。
コロナもまだまだ予断を許さない状況ですが、残念ながらコロナ以外の災害もここ数年ニュースで見聞きする機会が増えているような気がします。
今回はご紹介するのは、災害に見舞われた生産地のワインですが、どれもリーズナブルな価格ながらおいしいので、生産地や造り手を知っていただくきっかけになればうれしいなと思っています。
【コロナでワイン販売禁止! 南アフリカ】ブーケンハーツクルーフ・ポークパインリッジ・ソーヴィニヨンブラン
コストパフォーマンスの高さは世界随一とも称され、専門家たちから高い評価を得ている南アフリカのワイン。
生産量も世界第9位で、さまざまな国で親しまれていますが、コロナ渦で輸出も一時禁止されたりと、生産者にはかなりのダメージがありました。
さらに南アフリカ国内では、昨年から数回に渡って実施された、アルコール販売禁止措置があり、レストランやバー、小売店、オンライン等の販売すべてが禁止になってしまいました。
南アフリカでは暴力や犯罪にアルコールが関わっていることが大きな社会問題となっていて、コロナ渦の医療機関の負担を減らすために政府が対策をとったとされています。
今年に入ってからもアルコール販売禁止措置が出ていましたが、2月17日現在、ロックダウン・アラートが2に引き下げれたことで、酒類販売は可能となっているようです。
このように同国では、ワインを含むアルコール全般の販売において厳しい状況が繰り返されています。
そこで! ワインラヴァーの皆さまはもちろん、ワイン初心者でも買いやすいリーズナブルでおいしい南アフリカのワインをこの機会に知っていただけたらと思い、ひとつご紹介します!
欧米のワインガイドで、南アフリカのナンバー1ワイナリーに選ばれたこともあるブーケンハーツクルーフ社のお手頃価格の白ワイン。
南アフリカの白ワインといえば、シュナンブランが有名ですが、今回ご紹介するのはソーヴィニヨンブランです。 こちらはイギリスの著名なワインジャーナリストのサイトで、「絶対お勧めの世界の白ワイン77本」に選出された1本。
デイリーで気軽に飲めるのに、フレッシュな柑橘とはつらつとした酸、品種独特の青い香り、どれをとっても心地よく、筆者もソーヴィニヨンブランで久しぶりにお値段以上の満足感を感じることができました!
南アフリカワインの入門としては、かなりおすすめですよ!
・希望小売価格:1,600円(+税)
・生産国:南アフリカ
・生産年:2019
・アルコール度数:12.5%
・ブドウ品種:ソーヴィニヨンブラン100%
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【カリフォルニアの山火事で被害に! アメリカ】ニュートン スカイサイド レッド ブレンド
ここ何年かテレビのニュースでも取り上げられているカリフォルニアの山火事。 2020年の被害は深刻で、焼失面積は観測が始まって以来史上最大に達したそうです。
世界的にも有名なワイン産地であるナパとソノマでは多くのワイナリーが被害に遭いました。
今回ご紹介する「スカイサイド レッド ブレンド」は被害にあったワイナリーのひとつ、ニュートンのカジュアルラインが独立してできたブランドの商品。
ニュートンの親会社であるモエ・ヘネシーグループ* はワイナリーの復興を支援すると名言していますが、建物が破壊されたりと被害は甚大です。
* MHD(モエ ヘネシー ディアジオ)…… シャンパン・ワイン・スピリッツの洋酒輸入販売会社。 ドン・ペリニヨン、モエ・エ・シャンドン(シャンパーニュ)、ヘネシー(コニャック)、クラウディー ベイ(ニュージーランドワイン)など高級ブランドを多数保有している。
メンドシーノ、ソノマ、レイク、ソラノ、ナパと5つのワインの産地で栽培されたブドウを使用した「スカイサイド レッド ブレンド」はメルローをベースに複数の品種がブレンドされ、ミディアムボディで飲みやすい。
カリフォルニアらしいブドウの凝縮感は控えめで、食事とのバランス重視に仕上がっています。 スカイサイドのワインメーカーのおすすめは、ラム肉やグリル料理、タジンなどのスパイシーな料理との組み合わせ。
気軽に飲めるおいしいカジュアルワインで、生産者を応援するのもいいですよね!
・希望小売価格:2,900円(+税)
・生産国:アメリカ
・生産年:2017
・アルコール度数:14.0%
・ブドウ品種:メルロー44%、プティ・シラー29%、カベルネ・ソーヴィニヨン24%、カリニャン2%、シラー1%
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【東日本大震災から10年 東北のワインを応援! 岩手県】エーデルワイン シルバー ツヴァイゲルトレーベ
2021年3月で東日本大震災から10年になりますね。
今月(2月)の地震も怖かったですし、余震のニュースを見るとまだまだ不安な思いをされている方も多いのではないでしょうか。
ワイン愛好家としてできることは、東北のワインを飲んで応援することだと思います。
ご紹介するのは、東日本大震災で被害の大きかった被災3県のうちのひとつ、岩手県にあるエーデルワインのツヴァイゲルトレーベです。
エーデルワインは多くの商品ラインナップがありますが、岩手県産のブドウを100%使用、岩手の風土が感じられるワインを造り続けることにこだわりを持っています。
ツヴァイゲルトレーベはオーストリア原産のブドウで、日本では北海道や岩手県などの寒冷地で栽培されています。
試飲した2016年ヴィンテージは、2019年のジャパンワインチャレンジで金賞、ウィーン国際ワインコンクール2020で銀賞、さらに2017年ヴィンテージはサクラアワードで金賞を受賞するなど毎年のように高評価を得ています。
ほどよいベリーの果実味と細かなタンニン、エレガントでまとまりのある味わいのなかにスパイシーさがアクセントになっていて、最後まで飲み飽きないワインです!
・希望小売価格:2,600円(+税)
・生産国:日本/岩手県
・生産年:2016
・アルコール度数:13.0%
・ブドウ品種:ツヴァイゲルトレーベ100%(岩手県花巻市大迫町産)
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飲んで応援したい生産地、生産者
ワインを通してできる支援というと、今まではチャリティーなどが主だったと思います。
↑ 今晩わいんも以前参加したチャリティーワインのイベントレポート
今、コロナ渦で人が集まることが難しいなかできることは、やはりワインを購入し、生産地のワイン文化や生産者の灯を絶やさないことではないでしょうか。
おいしく飲むことで支援になればうれしいですし、気に入ればリピートして、ワインの輪が未来にまで繋がっていくといいですよね。
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