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Jリーグ降格/昇格経験回数を選手ごとに集計してみた.(2021/8/31追記あり)

追記・修正内容(2021/8/31)

昇格チームの列挙に漏れがあった(2007年京都)ので,再度処理を行いました.結果が少し変わっています.

本文

まず↓の記事を読んでください.

いつも素晴らしい調査結果を提示してくださるtkqさん,今回も「Jリーグで降格を最も多く経験した選手」という言われてみれば知りたいけれども調査する手間がね…という素晴らしい題材を取り上げてくれました.

過去にも選手の出場試合数の集計に基づいて変な計算を行っている(一例:↓)ので,今回も公式J data siteさま準拠で遊んでみたいと思います.

元データと調査内容

公式サイトの選手ごとのページでは,公式戦出場試合数が記載されていますのでそれを利用します.(リンクはマルキーニョス選手のもの)

1年間出場試合数が0だと項目が立ちませんので,ここでの調査内容は「1試合でも公式戦に出場したチームがその年降格した回数」です.昇格も降格も調査の手間はほとんど変わらないので,昇格についても調査します.公式線s出場経験選手は5637人でした.

最多降格回数:4回

この調査方法での最多降格回数は4回でした.18人と人数が多いので,氏名の列挙のみとさせていただきます(敬称略).

アレックス,パウリーニョ,下村 東美,中村 北斗,今野 泰幸,和田 拓三,坪内 秀介,大久保 嘉人,岩上 祐三,平井 直人,平本 一樹,斉藤 大介,水谷 雄一,渡邉 大剛,盛田 剛平,角田 誠,阿部 吉朗,駒野 友一

tkqさんの調査では5回が最多ですが,あちらでは公式戦に出場していない年に降格した回数が含まれています.

降格経験回数の度数分布を示します.最多降格回数:4回

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最多昇格回数:5回

(昇格についてデータを修正しました.2021/8/31)

最多昇格回数は5回でした.昇格回数の度数分布を示します.

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最多の5回は1名のみ.菊池 大介選手でした.

菊池選手は2007年に湘南(当時J2)でデビュー以降,湘南→草津(群馬)→湘南→浦和→柏→福岡→栃木と移籍しています.昇格は2009年(湘南),2012年(湘南),2014年(湘南),2019年(柏),2020年(福岡)で昇格を経験しています.降格も2回(2013年,2016年.いずれも湘南)で経験しており,昇格降格回数の合計は7回です.

最多昇格・降格回数:8回

ということで,昇格と降格の合計回数も集計してみました.最多は8回(!).度数分布を示します.

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再集計の結果,昇格降格8回者は3名とわかりました.

ちょっと間を開けますので,クイズとして楽しみたい方は考えてみてください.

一人目は盛田 剛平選手

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二人目は斉藤 大介選手!

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三人目はパウリーニョ選手!

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10年の出場で昇格降格をそれぞれ4回ずつ経験するという強烈なキャリアですね!

お楽しみいただけましたでしょうか?それでは!

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