黒歴史
このnoteは僕の感情の吐口で。
頭の中で風船みたいに膨れ上がった言葉の羅列が、感情を圧迫して。それでも考えることを辞められず、顔を真っ赤にしながら風船を膨らませているときに、針でプスっと穴をあけてくれる存在で。
その小さな穴から溢れ出た感情が、噴水みたいに噴き出して。それがこともあろうか文章の形をしている。ポジティブで綺麗で明るい文章ならいいけれど、ネガティブで暗くて汚い。
「あぁ、迷惑をかけてごめんなさい」
「早く拭いて綺麗にします」
そんなふうに思って、あたふたする。
冷たい視線。嘲笑。
でもそんな中「大丈夫」と声をかけてくれる人がいる。1人じゃないと安心する。
昔は本に逃げていた。
物語にかくまってもらっていた。
もちろん、ただ単純に話が面白くて読む時もあったけど。そういえば小さい時、本だけはいくらでも買ってくれた。漫画は割り勘。「漫画にもええ話はいくらでもあるからなー」と父親はよく言っていた。
「なんで本は奢ってくれるんだろう」
「ラッキー、ラッキー」と軽く考えていたし、その時は何とも思っていなかったけれど、父親のその考えは、確かに僕を救ってくれた。
言語化できない感情を、抱える辛さはどれほどか。
言葉にするという行動が、救える思いはどれほどか。
と、ここまで昨日の深夜に書いて眠ってしまったわけですが、今見返すともしかして黒歴史を現在進行形で作っているのかもしれないなと思いました。
まぁいっか。
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