#1 こっぺがにのごはん
関西方面では冬場によくたべる
通称せこがに(ズワイガニのメス)が大好きです
小振りなので蟹の身を食べるというよりは
内子と外子の二種類の蟹の卵と蟹味噌をほぐして
殻と昆布出汁で炊いたご飯に混ぜ込むだけで
贅沢な美味しさ。
ほぐす手間すら嬉しい至福の味。
香箱蟹は漁の期間が短くて11月頃から
クリスマスくらいまでしか食べられないので
スーパーで安くみかけると絶対手にとってしまう
美味しいのに1匹数百円から500円程度で
手に入るのも嬉しい冬の味です。
◻︎材料 【調理時間60分 ★★★★☆】
米 1.5合
こっぺがに 1匹
液状ねこぶだし 大さじ1
酒(日本酒) 大さじ2
醤油 ひとたらし
☞大まかな手順☞
①普段たいてるように炊飯の準備
出汁とお酒を入れる分すこし水の量を減らす
②こっぺがにの身と珍味をほぐす
YouTubeでこっぺ蟹のばらし方参考にしてください
③炊飯器に調味料と、ばらしたときに出る蟹の甲羅や殻を一緒に炊く
蟹が既にゆでてあるものであれば身がカスカスになるので炊きあがった
ごはんに混ぜ込むのがおすすめです。生の状態の蟹であれば、一緒に
炊き込んでから身をほぐしてもいいです。
④炊きあがったごはんにほぐした蟹のみを混ぜ込みます
炊き込みご飯で一番アガる瞬間!
お出汁のしゅんだごはんから立ち上る湯気に歓喜!
そこにほぐした身を混ぜ込みましょう。
お好みで三つ葉や小葱などを散らしてもよりおいしそう。
炊き込みごはんって幸福度が高い…普通の白米でもありがたいのに
既に味がついてておかずがなくてもそれだけでごちそう。
ふたを開ける瞬間の高まりが忘れられないので何度もつくりたい。
うちは炊飯器がないのでストウブか土鍋を使ってガス火で炊くのが好きです
炊飯器よりも短時間(水につけなければ15分程度で炊きあがって10分弱蒸らせばいいし)で炊けるし、なんかおいしい気がする。
しっかりした歯ごたえのごはんが私も家人も好きだから割と浸水させずに
そのまんま炊いてしまう。水の量をお米の1.3倍にすれば全然気になりません。
とある日の献立
■菜の花の豚肉まき
■自家製のあん肝ポン酢
■こっぺがにのごはん
※この時は生の蟹だったのでご飯と一緒に炊き上げるスタイル
今年は一人暮らしで(家人が海外駐在のため)
こっぺがにのごはんだけ食べられただけでもうれしかったのだが、
2人暮らしとなると献立を考えるのが私は好きだし、
何より食べてくれる人がいるのはうれしいし、
いろいろ品数をたくさん食べられるのもうれしい。
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