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相手の背景を知ろうとすると、その人自身を深く知ることにつながる

想像や妄想って小学生くらいの頃は
マイナスなイメージを持っていたな。

マイナスなイメージというのは、
自分がアウトドア派だったから、まず、
インドア派に対する抵抗があった。

そして、想像や妄想というのは
家の中に閉じこもっている人がする
コソコソとしたもの、みたいな物凄いバイアスがあった。

大人になった今では、
対人関係を良好にする、コミュニケーションを
円滑にするために、想像や妄想は欠かせない存在である
とてつもなくプラスイメージに変わっている。

私は職場、家庭、家族、友人が、主に日常関わっている方々なのだが、誰一人として、隅から隅までその人自身の生活を知っているわけではない。
当然考え方も、価値観も。

よく仕事場でも起こることとしては、
「意見の食い違い」「理解し合えないこと」があると思う。

例えば、私はわからないことがあった際に
自分で調べることよりも人に聞くことを優先してしまいます。調べるよりも聞いた方が楽、早い。調べてもわからなかったら、わからまで調べる労力が勿体無い、と思ってしまうのです。兎に角、ことを“早く進める”ことに比重があります。

それが、別のAさんは、人に聞くよりも自分で調べることを優先しています。
皆んな忙しいから、調べてわかることに時間を割いてもらうのが申し訳ない。自分で調べてみて、どうしてもわからなかったら最終手段として聞くことをする。

これは一つの例ですが、似たことが人の数ほどある中で
互いに一緒に暮らしているのが世の中なんだと思います。

先ほどの例に戻ると、すぐに聞かないでいつまでも調べているAさんに、私はイライラしたり、「早く聞いちゃいなよ!」と叱責をすることがあります。自分は、すぐに聞くタイプ出し、その方が早いという実体験があるから、Aさんにもそうさせようとするのですよね。
ここまではよくあります。これでAさんが、自分と同じようになれば楽なのですが、そんな簡単にいきません。それでも聞かないで調べたり、時間をかけてでも自分で探すことを優先することもあり、私は焦ったさを感じる。なんて事もよくある事です。

人間関係って本当複雑ですね。笑
ただ、想像や妄想ができるようになると、私の行動が変わると言うときがあります。

Aさんが、そこまでして、人に聞くことをせず、自分で調べることに執着する理由は何だろうと?
忙しい中人に聞くことで迷惑をかけることが嫌だ。過去に、対人関係で迷惑をかけることによる嫌な思い出がある。家庭環境の中でそのような価値観が育まれた。「人に迷惑をかけるのはよしなよ」という親の教育。
自分で調べることで、理解ができる経験があり、きちんと理解することを目的に自分で調べようとしている。そもそも、コミュニケーションをとることが好きではない。など、書くだけでも色んな妄想が膨らみます。

恐らく、その人なりに、自分で調べることを優先する理由があるはずです。

焦ったいかもしれないですが、発言、行動には、
必ずその人なりの習慣や価値観、信念が隠れていると思います。その事を知ることが、対人関係によるストレスを減らしたり、円滑にする術になると思うのです。
そして、知ろうとするためには、あれこれ想像や妄想ができると興味がわくということだと思います。

先ほどのAさんとの会話に戻ると、
人に聞いちゃいなよ、とアドバイスしても
自分で調べている場合、先ほどのような妄想ができれば、「何でやらないの!!」とならず
「そこまでして調べる理由って何??」と質問に変わっていたかもしれません。そして、相手の背景が理解できれば、「そっか、じゃあ調べるまでやってみようか」
「なんだ。迷惑かけること気にしてたのか。それなら、聞いてもよいかどうか確認して、大丈夫であれば質問しにいこっか」など、かける言葉も変わっていたかもしれません。

長くなりましたが、想像や妄想の大切さについて
書いてみました。

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