韓日ウェブトゥーン翻訳の単価の相場は?(2022年1月 現在)

韓日ウェブトゥーン翻訳の単価についての質問をたくさん頂きます。それと同時に、異常な低単価で翻訳者を募集している会社があります。そういった搾取のような単価を避けるためにも、韓日ウェブトゥーン翻訳の単価に対する個人的な見解をまとめてみました。

※当記事は搾取単価を避けることを目的としています。
※トライアルに合格した翻訳水準の単価に対する見解です。
※2022年1月現在の相場であり、あくまで個人的な見解です。
※単価は時期とクライアント先によって変わります。
※ワードや文字単価の会社もありますが、情報が少ないためここでは言及しません。
※翻訳会社経由の金額です

ウェブトゥーン翻訳(韓→日)
1話あたりの単価に対する私見

■500円以下ならそれは詐欺です。
■1000円以下ならすぐに契約を破棄してください。
■2000円以下ならすぐに別会社を探してください。
■2500円以下なら単価交渉をしてみてください。
■3000円以下なら様子を見て単価交渉に挑戦してみてください。
■4000円以下なら現状維持で単価交渉の機会を作ってください。
■5000円以下なら納品数を増やしてください。
■6000円以下なら翻訳ノウハウと取引先をDMで教えてください。
■10000円以下なら、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

500円以下ならそれは詐欺です

言語ペアは韓日と異なりますが、この金額で翻訳をされていた方がいました。個人的には搾取金額だと思います。韓日のウェブトゥーン翻訳案件も同じ求人に掲載されていました。

1000円以下ならすぐに契約を破棄してください

500円以下と同様で、個人的には搾取金額だと思います。

2000円以下ならすぐに別会社を探してください

こちらの金額で翻訳されている方も実際にいました。1話あたり2000円以上単価の会社であればすぐに見つかります。別会社を探してください。

2500円以下なら単価交渉をしてみてください

個人的には、このあたりからギリギリ案件として成立するかもしれないくらいのラインです。しかし設定集作成など込みの金額だと厳しいと感じます。すぐに単価交渉をしてみるか、他の会社のトライアルを同時並行で受けてみることをおすすめします。


最後に

単価〇〇百円などの求人や、あまりにもひどい環境で作業されているかたを見るといたたまれません。

時間はかかりますが、専業できちんと仕事をすれば、十分に生計を立てられる可能性のある業界です。

当然ながら翻訳者としてクオリティを上げる努力を日々行い、無理な交渉はさけながら、自分なりの適正価格を主張して、自分の生活にとってもクライアント先にとっても有益な関係を築けられれば良いのではないかと思います。

搾取金額で翻訳をさせるような会社は業界から追放しましょう。


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