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娘の不登校日記/19.スクールソーシャルワーカーに感謝

緊急家族会議以降、娘の病院探しに苦労していた。
まず精神科は娘には無理だ 。
カウンセリングなど自分のことを聞かれることが苦痛なのと、本人は病気じゃないと考えているからだ。
今のところ、小児科で起立性調節障害として受診することが一番可能性が高い。ただ、以前受診した病院ではオジサン先生だったので初診以降行かなかった。
なので小児科で女医の病院を探すのだけど、これがなかなか難しい。

そんな状況の時に、中学の担任からスクールソーシャルワーカーとの面談を勧められた。
面談の約束はしたけど、正直期待はしていなかった。
これまで、子供相談室、メンタルクリニック、小児科、スクールカウンセラーなど、いろいろと相談してきたが状況が改善されてないからだ。

そして当日。
スクールソーシャルワーカー(SSW)と担任、学校の責任者、僕の4人で開始した。
初めは、SSWからのヒアリングだ。
不登校の原因、家での様子、子供との関わり方など細かに聞かれる。
このヒアリングはこれまで何回もやってきた。
受け答えをしながら、どうせ解決しないんだろうという気持ちもあった。
一通りのヒアリングを終えて、正直に今困っていることを話した。

・リスカが悪化して危険な状態であること。
・病院に連れていきたいが、小児科で女医の病院を探していること。
・昼夜逆転なので病院の事前予約をしても行けないことがあること。
・心のヒアリングよりも精神安定剤や睡眠薬など薬を処方してほしいこと。
・まずは日常生活を送れるようにしたいこと。

SSWが病院を探してみてくれることになった。
また親のフォローアップでスクールカウンセラーを勧められたが断った。
今は話を聞いてほしいわけではなく、具体的な改善の道筋が必要だからだ。
そうして面談は終了した。
SSWは良い人だったけど、あまり期待はしていなかった。

その日の夕方。
早速SSWから連絡が入った。
ある病院をおススメされた。
それが「睡眠クリニック」だ。
目から鱗だった。
そんな病院があるなんて知らなかった。
睡眠クリニックなら娘にも自然に勧められる。
しかも、今日話した内容をまとめて病院に送ってもらえるとのこと。
これで娘がヒアリングもしなくて済む。
一つネックなのは先生が男性であること。
ただ、これはしょうがない。
薬を処方してもらうために、我慢してもらおう。

早速、娘に伝えてみた。
娘「行ってみる」
よし!!!
これまで暗闇の中を走っていたけど、希望の光が差し込んだ気がする。
SSWに本当に感謝だ。

睡眠クリニックを予約した。
さてどうなるか。


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