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不登校をAIで予測するーー数学の成績が不登校リスクに影響ーー

こんにちは、こもくです。

私は現在31歳ですが、高校生1年生の冬に不登校(引きこもり)になりました。

自身の不登校の経験から不登校児への指導に強い関心を持っており、noteで記事を書いたり、個人の仕事として家庭教師をしたりしております。


さて、ニュース巡りをしていたら以下の記事がヒットしました。

不登校をAI(人工知能)で予測する――。こんな取り組みが2024年3月末まで埼玉県の戸田市で行われていた。
(中略)
いち早く不登校の兆候がある児童生徒を把握し、教員が事前に支援する。自らSOSを発信できない児童生徒に対しても、先手を打って手を差し伸べる。

上の記事より引用

私自身もかつて不登校だったのでよくわかるのですが、一度不登校になると前を向くのが非常に大変です。
不登校になり"そう"な生徒もフォローしようとするのは非常に良い試みだと思います。

■数学の成績が不登校リスクに影響

上の記事では、

数学の成績が不登校リスクに影響

と書かれています。

数学という教科は、生徒にネガティヴな感情を抱かせてしまうのですね。
「中学生の嫌いな教科」について触れている以下の記事でも、数学は嫌いな教科で堂々の第一位です。

上の記事より引用

これは、数学という教科の(ほぼ)すべての単元がつながっていることに起因していると、中高生に数学を教える身として思います。

中学理科であれば物理が絶望的にわからなくても化学の理解には影響がないですし、社会であれば歴史が苦手でも地理は得意というケースが珍しくありません。

しかし、数学ではそうはいきません。
一つ躓くと、そのあともずっと躓きっぱなしです。
挽回する機会がありません。

こうなってしまうと、数学を嫌いになってしまうのも仕方ないように思います。

ただ、数学が苦手なことが不登校のリスクを高めるのであれば黙って見ているわけにもいきません。
数学だけでも、個別指導塾や家庭教師を利用して教わる環境を整えることが大事です。

家庭教師については私に直接ご相談いただくことも可能です。

数学が苦手な生徒は過去のどこかで躓いている可能性が高いので、その躓きポイントまで遡ってくれるように個別指導塾や家庭教師をおすすめめいたします。集団指導塾ではなかなかできないことです。


■関連書籍

中学数学の基本をコンパクトにまとめている書籍をご紹介します。

上記書籍は初月無料のサブスクKindleUnlimitedで読むことができます。

KindleUnlimitedについて詳しくは下の記事をご参考ください。

■まとめ

本記事でご紹介した不登校をAIで予測する取り組みは、今回は実験的に行われたようです。
繊細なテーマですので細心の注意を払いつつ、今後広く普及していくとよいなと思います。
悩みを抱えている学生の方が、少しでも楽になりますように。


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