不登校の時にやっていて良かったこと
こんにちは。こもくです。
私は現在31歳の男ですが、高校生1年生の冬頃に不登校(引きこもり)になりました。
不登校状態で、丸々一年ほど引きこもり生活を送っておりました。
さて、本記事はそんな私の不登校の記憶から、やっておいて良かったことをまとめるものです。トップ3を考えてみました。
では参りましょう。
1.逃避行動
ゲーム、読書、漫画、映画など、何でもよいので現実世界を忘れて別の世界に没頭できる時間があるとよいです。
不登校に至るまでに心が傷ついてしまっているので、まずは心を休めることが大事です。心を休める手っ取り早い方法は、現実世界と距離をとることです。
私は不登校当時、ゲームをよくやっていました。当時はスマホもなかったので、家にあったニンテンドーDSのゲームを片っぱしからやっていました。
没頭さえできればやることは基本的に何でもよいのですが、終わりのあるものをやった方がよいと思います。無限に時間のある不登校の方が、無限にできるものに手を出すと抜け出すのが難しくなります。
具体的にはソシャゲはあまりおすすめしません。時間的にも無限にできるし、課金を誘惑する仕掛けがいたるところに散りばめられているので金銭的にもリスキーです。
もしこの記事を親御さんが読んでいましたら、ゲームなどの逃避行動はある程度は許容してあげて欲しいなと思います。それはお子さんにとって必要な休養であるかもしれないからです。
読書のすゝめ
もし現時点で没頭できるものがなければ、読書を試してみてください。本を読む習慣を身につけるというのは、今後の人生でも役に立つはずです。
なるべくお金をかけないのであれば街の図書館を利用してもよいですし、個人的に愛用している電子書籍のサブスクKindleUnlimitedもオススメです。月額980円で電子書籍が読み放題となります。
小説から実用書まで色々揃っているので誰でも何かしらを楽しめると思います。
初月無料のキャンペーンを大抵打っているので、是非試してみてください。
2.心療内科・精神科への通院
「通院したい!」と思う人ってあまりいないと思います。「通院なんかしたくない!」と思う人の方が多数派でしょう。私も多数派の方です。
明らかに体調が悪い場合は否が応でも通うことになると思いますが、そこまでの体調ではなくともーー体調が悪い自覚がないだけの可能性もあるのでーー心療内科や精神科に通院しておくとよいと思います。
不登校のように社会から少し遠ざかっている場合、通院をしておくと何かと有効だからです。
言い方は悪いですが、通院しているという事実が免罪符になります。言ってしまえば自分以外に向けたポーズです。
例えば親御さんから見た時に、ずっと自室にいる我が子と、ずっと自室にいるけど通院だけはしている我が子では状況にかなりの差を感じるはずです。
不登校になるとメインコミュニティが家庭になると思います。親御さんを安心させるために行動するというのは大切な考え方です。
心療内科・精神科の問題点として、とにかく混んでいるという点が挙げられます。初診の予約が数ヶ月先という話もよく耳にしますので、思い立った日に親御さんへの相談などをしてみてください。
3.似たような境遇の方との交流
似たような立場の人々との交流が、私の回復の契機となりました。 具体的には、同様に不登校の状況にある同年代や、うつ病などで休職している大人の方々です。
こうした人々との交流が可能な場所は、調べてみると身近に存在することがあります。 その中には、公的機関やNPOが運営していて、無料で利用できる場所もあります。
私が最もお世話になったのは、精神科デイケアでした。 心療内科や精神科が運営しているデイケアは、作業療法士や臨床心理士などの専門家が雰囲気を整えていて、安心して利用できる環境を提供してくれます。
通院もデイケアも、経済的負担は自立支援医療制度を活用することで軽減することができます。
まとめ
・終わりのあるものに没頭してみる
・通院してみる
・似たような境遇の方と交流してみる
今とてもお辛いと思いますが、少しでも心穏やかになれることを祈っております。
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