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採用は、選ぶ行為じゃなく「選ばれる行為」

採用って、選ぶ行為じゃなくて「選ばれる行為」なんだって、気づいていない事業者さんがまだまだ多いです。

売り手市場とか買い手市場とか
分かりにくい言葉使うから、ここら辺が混乱したままやっちゃうんですよね。みなさん。
円安と円高。みたいに。一瞬、あれ?どっちがどっちだっけ?みたいな?
大阪冬の陣と夏の陣、どっちが先だっけ?みたいな。
#もうええて

求人広告に何万円も何十万円も払ったり
人材紹介会社に、何十万も何百万も払ってたりしているのなら…。

そりゃ、どう考えたって
求職者に「選ばれる方」でしょう。
困ってるんだから。金払うほど、欲しがってるんだから。

それをいまだに、人口ボーナス期の頭のまま、企業側が選ぶ立場であるという前提で採用をやっているから
「うーん、求職者はどこ行っちゃったんだろ?」
とか、呑気なことおっしゃっちゃうわけです。

ちなみに先日は
「めっちゃ急いで求人しているので、小宮さんが忙しいなら、ちゃっちゃっとメールとかオンラインだけで、やっちゃってください!コンサルプランはおいくら??」

みたいなこと言われたので、丁寧に
「そーゆーとこ。そーゆーとこが、今、急いで求人しないといけないとこやで。」
と、お伝えしておきました。

それもこれも、「選ばれる立場」である。という自覚がないからなんだと思います。

母集団の形成とか、面接での選考とか、
そういう言葉を使って、さも「雇ってやる会社の方が上。」という意識で採用やっていると…。

人手不足倒産。あり得ます。今はまだ、とんでもない放漫経営の会社だけかもしれませんが、
こののち、
「いい商品つくっているのに、採用のこと全く考えていなかったから倒産」も出てくることでしょう。

だって、日本は人が減っていくのですから。
地方から減っていくのですから。
2040年まで、人口減を感じない東京の人たちのやり方、真似てたって採用はうまくいきませんことよ。

採用は、地方が最前線。
企業が上から目線を辞めて、対等な立場で正当な報酬を払う。このくらいのアップデートはしておきましょ。お手伝いするんで。

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