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戦国時代はとっくにニューノーマルな働き方

【戦国時代はとっくにニューノーマル】

麒麟を待っている明智光秀さんは
足利家では契約社員。その間に織田家にヘッドハンティングされて役員待遇のWワークしてた人。
結局、有能だから織田家ではめちゃくちゃ出世する、契約社員待遇のくせに上から目線で困らせる足利家は退職する。

黒田官兵衛なんかもっと特殊で地元の中小企業小寺家の筆頭役員だったのに、自ら、織田家に買収される提案をし、その交渉中に、織田家本社採用の、羽柴家子会社の役員を兼ねるという荒業。まぁ、独立を保てないなら買収されて雇用を守ろうという意図があっただろうけど。やり手。

同じく羽柴家の竹中半兵衛さんは岐阜でフリーランスの学者さんでいたかったのに、羽柴さんに請われて、
「織田本社はブラック企業だから嫌だけど、ベンチャーの羽柴家ならいいよ。」と、中途採用。
でも形上は、織田本社採用の羽柴家に出向で来た社外取締役。

徳川家は、愛知県の倒産寸前の会社だったけど、人材の雇用だけは守っていたので、V字回復。元請け会社の織田家の急成長と共に発展。人材の大事さをしっているので、以前はライバルだった老舗の大企業武田家が倒産した後、武田子会社を安値でM&Aしまくって、優秀な人材を確保。多分、人材を人財と言っちゃう会社。

今いる環境や働き方が窮屈なら
自分の足で立つも良し。
時代の流れで環境が突然変わったとしても
そんなこたぁ、歴史上、日常茶飯事。

私たちのご先祖様はとっくに昔に
複業や転職、独立やアライアンスなんてやってらっしゃる。

一人の人間がずっと1社で一生を全うできるなんて
世の中が平和な時だけの働き方。

【徳川家、訂正】
あれだ、徳川家は倒産寸前で雇用を守ったわけじゃなくて、赤字続きで誰も雇用できなくなったけど、元社員が社長のためにフリーランスで稼いで、利益を徳川本社に納め続けて、なんとか家康坊っちゃんを食わせていたんだ。
そりゃ、部下を大事にするわな。

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