男点前

今日はお稽古へ。男性が一人、月一度お稽古されてるのでそれに合わせて私もお稽古しています。お茶は共通するお点前の作法も多いのですが、男性と女性でお点前が少し変わります。座る位置や帛紗捌きのチリ打ちの回数から始まり、点てたお茶を出す際に女性は一度お茶碗を置いて座る方向を変えて出しますが、男性は一手で出します。男性と一緒のお稽古ならお点前を見て覚えれます。

男性の点前で私が一番苦手なのは、お釜の蓋を開けること。女性は帛紗を使って開けますが、男性は素手で蓋を持ちます。素直に熱いのです…

熱くて持てなければ帛紗をたたんで蓋を開けて良いのですが、所作が増えますし、素手の方がカッコいい…

茶道では重いものは軽々と、軽いものは重々しく持ちなさいと教えられます。熱いものも熱くないように多分見せないといけないんでしょうね。面の皮では無く指先の皮の厚さが必要です…。