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安全な住まいを目指して…

安全な住まいを目指して…
普段は当たり前過ぎて空気みたいな感じですが、住まいは安全でなければなりません。防犯的に安全、火災になりにくいように安全、健康被害が起こらないように有害物質の無い安全、そして台風や強風、積雪、そして地震が発生した時に命を守れる安心…

今日で阪神淡路大震災から28年目です。毎年この日に書いていることなのですが、当時大阪にすんでおり、朝5時46分、大きな揺れで飛び起きました。インターネットも普及していませんでしたので、情報源はテレビかラジオ…電話は通じません…神戸の方で地震があったようだ…

会社にいつも通りバイクで行くと、阪神間の電車は停まっており誰も会社に出てきません。11時ごろになって社長がやっと会社に出てきて、バイクで神戸の様子を見に行ってくれとと言われ大阪谷町の会社を出発…

高速道路は倒壊してて不通、国道2号線も大渋滞なのと、ところどころ道路が50cmぐらいの段差ができてたりしたので、住宅街を三ノ宮を目指して行きました。

三ノ宮に近づくと、ブロック塀が道路に倒れていて、住宅も倒れていて、水道管が破損して水が流れ、ガス臭い場所も…車は道路の段差と障害物で役にたたないので、人々は自分と反対方向の大阪方面へ歩いています。

映画で観た空襲で焼けた街並みとおんなじだ…そんなことを漠然と考えてました。
当時は商業施設の現場管理の仕事をしており、バブル時代からの作っては壊すが当たり前、デザイン優先で耐久性はおろか、安全性なんて考えていませんでした。

当時の経験から商業施設から住宅に仕事をシフトして安全性を重視するようになりました。
安全第一、工事現場などでの事故防止のスローガンですが、無論事故防止はもちろん、造るものも安全第一が大切だと思っています。

あの震災で友達も亡くなりました。お葬式もできないような状況でした…
今日は自分自身の中で、お亡くなりになった7000名弱の方々に安らかにお休みくださいと祈りながら、安全第一を再確認する一日です。黙祷…。

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