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お茶室を学ぶテキスト、校了です。

昨日は寒かったですね…自宅は海に近いので雪はさほど降らなかったのですが、気温が松山も−4度まで下がりました。10数年に一度の寒波ということでしたが、なんとなく初めて経験した気がします。特に問題はありませんでしたが、皆様も事故や損害はなかったでしょうか。

今日の午前中でやっと一区切りがつきました。昨年から書き進めていたお茶室のテキストを先ほどサンプルで少部数印刷に出しました。10日ぐらいで届く予定なので楽しみです。

持ち運びしやすいB5サイズで、ページにして134ページ、古民家の調査と再築に比べるとページ数は少ないですが、その分内容は濃くなってます。茶道とは何か、茶道の歴史、流派ごとの茶室の間取りや、施工者・設計者向けにお茶室の作り方を説明しています。

無論これだけでお茶室が造れるわけではありませんが、キッカケにはなるのではないかと考えてます。

茶室は難しい…確かにそうかも知れません。長い歴史の中で変遷し、奥深い世界ですが、難しいから高価で一部の施工者しかできない…それでは茶道という素晴らしい伝統文化が衰退してしまいます。

伝統文化の継承のためにも私達施工者は学び、造り、後世に残していく努力をしていく必要があると思います。そして真摯に茶室に向き合うことが伝統技術の継承にも、後継者づくりにもつながるのだと思っています。

そんな大層なことを考えながら、少しでも皆様のお力になれればと思ってます。

印刷が上がってきたら、お世話になった皆様へ謹呈させて頂こうと思ってます。
書籍名は「茶の湯住宅のススメ」

「茶の湯住宅」という名称は商標登録を出願しました…

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