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大聖堂に上ったら もう一歩足を延ばしてみませんか?

ケルン(Köln)の南、約13㎞程の場所にある街ブリュール(Brühl)。ここにはブリュールのアウグストゥスブルク城と別邸ファルケンルストという世界遺産があります。(登録:1984年)

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18世紀初頭に選帝侯を兼ねていたケルン大司教、バイエルン地方の有力君主ヴィッテルスバッハ家のクレメクレメンス・アウグストが夏の離宮として過ごすため、この地にあった中世のお城を再建。当初、アウグストゥスブルク城は質素なつくりだったのですが、もっと身分相応なものにということになり、1727年に建築家フランソワ・ド・キュヴィイエが再改築を手掛けた結果、ロココ様式の華麗な宮殿となりました。

バルタザール・ノイマンによる、美しい色彩の大理石の柱と彫刻などで華やかに装飾された大階段の広間の他、謁見の間、食堂、音楽ホール etc... 何と言うかまあ、溜息です。

Picture Gallery Augustusburg Palace

ファルケンルストはアウグスト大司教が鷹狩りの時に使った別邸。ロココ様式とシノワズリが取り入れられています。

Picture Gallery Hunting Lodge Falkenlust

アウグストゥスブルク城と別邸ファルケンルストの間にはシュロス庭園と呼ばれるバロック様式のシンメトリーな庭園が広がっており、この世界遺産区域そのものがまさに別世界…

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Picture Gallery Gardens and Park Grounds

壮麗な宮殿と美しい庭園… どうか時間を忘れてゆったりとお過ごしください。浮世を離れた別世界が楽しめるはずです。

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(2004年5月の回想録: 写真はフィルムカメラにて撮影)

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