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竹久夢二が好き

私は竹久夢二の作品がとても好きだ。岡山に旅行に行ったとき、「竹久夢二郷土記念館」があり、そこに二時間くらい滞在してしまった。金沢に帰ってからも、金沢の湯涌温泉というところにある竹久夢二記念館に足を運んだ。

竹久夢二といえば大正ロマンの美人画が有名だが、デザイン画もとっても素晴らしい。ポップな世界観のものもあるし、レタリングがとても良い感じに施されている作品もある。

岡山は夢二の生まれ故郷だ。金沢の湯涌温泉は、最愛の女性との時間を過ごした場所。従姉によると、京都にも夢二記念館があるらしい。もう夢二が訪れた場所には、どこも記念館が建つのではないかと思っている。

夢二の「絵の形式で詩をかいてみた」という姿勢が好きだ。

私が好きな夢二の言葉をいくつか紹介したいと思う。

「待てどくらせど来ぬ人を 宵待ち草のやるせなさ 今宵も月は出ぬそうな」

「春寒し 恋は心の片隅に」「よろこびは しづかいにつもれ 春の雪」

「忘草とて三味線弾けど あの夜の唄のわすられず つひつまされて泣いたもの わしぢやないもの絃(いと)ぢやもの」

言葉選びのセンスがとても良く、つい口ずさみたくなってしまう。

夢二のデザイン力を少しでも吸収したいので、時間がある時に夢二のデザインを真似て、自分のノートの表紙をにぎやかにしてみようと思う。


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