ふうた

千葉県に住んでるゆずっこです。

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最近の記事

イセザキ〜公園通りと超特急を添えて〜

 本日6/29、ゆずのNEWアルバム「SEES」が発売されました。  どれもいい曲ばかりなのですが、注目したのは岩沢さん作詞曲の「イセザキ」 伊勢佐木町で路上ライブをしていた頃のことを回顧する曲です。この曲、4年前にリリースされた北川さん作詞曲の「公園通り」を想起させるんですよね。また、2005年の岩沢さん詞曲の「超特急」でも同様に過去の自分を回顧しています。 そこでこれらの曲と対比しながら「イセザキ」の考察をして見たいと思います。 行き場を探すイセザキの人々とゆず イセ

    • Time is なんちゃら

      こんばんは。最近はバイトに明け暮れながら時間作って就職活動やってます...。 今日は最新のアルバム「YUZUTOWN」より「フラフラ」です。 あの濃〜い「イマサラ」の後なのに岩沢節効きすぎて存在感十分な曲です笑 歌詞からの引用は""で表します。 —後悔時すでに遅し時間がないぜ Time isなんちゃらとはよく言ったもんだ "Time isなんちゃら"なんて表現、よく思いつくなって感心します。 そういえばこんな言葉もあったなー、なんてやや他人事みたいな感じというか。

      • 3カウント〜不揃いな社会を求めて〜

        こんにちは。久々に更新します。 数少ない岩沢さん名義のシングル「3カウント」について考えてみようと思います。 この曲は日本中央競馬協会のイメージソングとなっています。 最初はこの曲と競馬が全然繋がりませんでした。 でもこの曲で歌われている不確かな社会の醍醐味というか、数字だけじゃ語れないからこその生きていく面白さみたいなものが、競馬につながっているのかなと。そう考えるとすごくストンと落ちましたね。 —同じように繰り返される人々、日常への不満該当曲の歌詞からの引用は""

        • 少し肌寒い夏の訪れ

          こんにちは。文章書くのも少しずつ慣れてきました、ふうたです。 コロナでずっと家にいるので、歌詞の考察がはかどりますね笑 今回はEP「謳おう」より、「保土ヶ谷バイパス」です。 岩沢さんの名曲は弾き語りが煌りますよね...雰囲気がすごく好きです。 この曲を解釈する前に注意しなければならない点は、Aメロとサビで時間軸が異なることです。 つまりサビは全て現在形で描かれていますが、Aメロは過去の時制で描かれています。つまりこの曲は、自分の過去を回想している曲だということです。

        イセザキ〜公園通りと超特急を添えて〜

          一国沿いをひた走る...

          今回はシングル「翔」のカップリング曲「ムラサキ色」の内容について考察していきます。タイトルが色なだけあって、すごく風景がイメージしやすい曲ですよね。 頭の"一国沿いを"の部分の岩沢さんはイケボすぎてここだけリピートしまくった記憶...笑 歌詞だけでなくメロディーもすごく好きな一曲です。 引用は""で表します。 "一国沿いをひた走る まるでいつかの旅人だな  近づくたびに遠ざかる蜃気楼" "一国"というのは、国道1号線の事を表すようですね(岩沢さんがインタビューで語って

          一国沿いをひた走る...

          セカイデキミヲイチバンアイシテル

          こんにちは 今回も岩沢さんの名曲について紐解いていこうと思います。 考察する曲は、ゆずっこにも人気の高い「うすっぺら」。 アルバムにも収録されていない曲で、シングル「また明日」の初回限定版で初めて、YUZU YOUドーム公演のライブ音源がフルで収録された、知る人ぞ知る名曲です。 この曲はメロディーが2種類しかありません。Aメロとサビ。 Aメロは主人公の行動を表し、サビは主人公の心理を表していますよね。そこでまずはAメロから見ていこうと思います。 "どうしてここまで

          セカイデキミヲイチバンアイシテル

          夕立ちの他に何を理由にしろというのか

          こんにちは。 今回はゆずの7作目のアルバム「リボン」より、「夕立ち」について考えていこうと思います。 この曲は特に岩沢さんの詩的センスが炸裂してる曲だなって思います。こんな詩が書ける岩沢さんは天才... この曲なくして岩沢さんの世界観は語れないですね。岩沢文学の真骨頂です。長くなりますが語っていきます笑 引用部分は""で表していきます。 ”夕立ちの他に何を理由にしろというのか 何か言いたげな顔をして ごまかしては忘れてく" 突然降り出した夕立ち。夕立ちが降ると、

          夕立ちの他に何を理由にしろというのか

          「教えてよ そこには 幸せがありますか?」

          初投稿します。ゆずっこのふうたといいます。 ゆずの岩沢さんの独特の詩の世界を紐解くため、自分なりの曲の解釈をつらつらと気まぐれに書いていこうかと思います。 まずは14枚目のアルバム「BIGYELL」より、「風のイタズラ」。 穏やかに優しく歌われる弾き語りナンバーです。(ずっと岩沢のターン) (歌詞の引用は""で表すことにします) "見え透いた両手のウソと意味のないガラクタ 移り変わる町の色にさびしさを覚える" 曲の頭には主人公の見ている景色が描写されています。両

          「教えてよ そこには 幸せがありますか?」