しらす

偶に日記感覚で。語彙力をつけたいと思っているので、成長を見守ってくださると有難い。

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最近の記事

溢れる

君のことを思うと、どうも胸がいっぱいになる。 胸の真ん中がぎゅっと絞られる感覚。 苦しいんだけど愛おしい、みたいな。 感情が溢れ出す、なんて言うけど、本当に溢れさせることが出来たなら、楽なのかもしれない。 君を思うだけで、君の返信ひとつで、心の感情の壺はいっぱいになって、でもその壺の出口は、君のせいで生じた有り余る感情を送り出すには狭すぎて。 少しの間、息が苦しいような、胸の奥が詰まった感覚がする。 少しずつ言葉に込めて送り出していくけど、出口から出てきた、ありのままの

    • むかしむかし、ある少女の独言。

      これはむかしむかしの、とある日記。 もう時効だし、供養させてもらってもよろしいか。 以下日記より つらいなぁ 大好きだったんだもん こんなにも好きになれるのは君だけだって、ずっと思ってたよ 今だって思ってる 好きだよ 会いたいよ せめて会ってさよならしたかった こんな簡単に終わっちゃうんだ、 ねぇ、なんでだろうね あなたとのLINEがここ最近は辛かった でも、今、いちばん辛いよ 何よりもつらい 会いたいよ 好き 好き。 これからもきっと、ずっと好き。 みんながもっ

      • こいのおはなし2

        無印を見てもらった方は、お前結局続けるんかい!と思ったことだろう。 だって思い出しちゃったもん、書きたかったこと。 これを書くに至った理由を忘れていたんだ。 詳細はそりゃあ言えないが、端的に言うならば人が恋しくなった、といったところだ。 最近たくさんの人間に会う機会があり、嬉しさもありつつ、疲労も感じている。 なにせキャパが少ないので。 そこで、充電器となってくれるような誰かが欲しいと思うようになったんだろうな。 そうはいえども、誰かに身を委ねるということは自分の弱みを

        • 疲れてる時、フラッシュバックとかするじゃない? その類よ

          こいのおはなし

          あ〜、なんてものを書き始めてしまったんだ…。 なんだよ恋って、僕が聞きたいわ。 はぁ…? いや、まあなんか、久しぶりに恋愛関連の見解でも綴っとくかと思いまして、描き始めた次第ですわね。 段々と書き連ねていきますわぁ… もう恋はしない─────。 そう決めたのが大学1年生、冬。 まあ薄々お分かりだろうが、当時お付き合いしていた方と関係性を終わらせた時期である。 お別れをしてから私は、「男なんていらんワァ!」とかなんとか宣言をし、メンズライクに目覚め、今現在に至るまでその姿を

          こいのおはなし

          はじめて会いに行った上級生の階の踊り場

          はじめて会いに行った上級生の階の踊り場

          雨宿りをした薄暗い下駄箱

          雨宿りをした薄暗い下駄箱

          君との距離がゼロになった渡り廊下

          君との距離がゼロになった渡り廊下

          水泳の後の現国の授業

          水泳の後の現国の授業

          雨予報の空の香り

          雨予報の空の香り

          中庭の金木犀の香り

          中庭の金木犀の香り

          あの人を待つ駐輪場に差す夕日

          あの人を待つ駐輪場に差す夕日

          #春

          天気予報は雨。 曇り空を眺める彼女の頬を、湿った空気が撫ぜていった。 アルミサッシの枠に収められた風景は、色褪せる。 いつかの春、同じ風を感じて、思い出は色を取り戻した。

          機械が分からない

          昨今の情勢により、テレワークだのオンライン授業だのが推奨され、必然的に日常生活の中で電子機器を使う場面が増えた。 そもそもスマートフォンを利用している時点で、電子機器には毎日のように、いや、毎時間のように触れているわけではあるが。 さて、表題にもあるように、僕は機械が分からない。 分かろうとしていないだけだろ!と思われるかもしれない。 すまない、正解だ。 分からないことに胡座をかいて、分かろうともしていないのであるが、日常生活に必要な分を機能させることはできているので、そこ

          機械が分からない

          2022.2.22 (3:46)

          「誰かの記憶に残れますように。」 これは、いつか昔、1枚のメモ用紙に綴られた言葉だ。 勉強机の右の引き出しにひっそりと仕舞われたはずのそれは、今はそこにはない。 なんらかの拍子に捨ててしまったのだろう、恐らく心が健康な、現実を充実させていた頃のあたしだ。 それでも尚、今も覚えているのは、それが私にとって生きる上での芯となるような考えだからであろう。 私というこの存在が、この肉体が消えた後も誰かの中で生きていたい。 その人にとって私はかけがえのない私であったのだと、実感がしたい

          2022.2.22 (3:46)

          自己紹介など

          昔から自己紹介は苦手だった。名前を名乗るのは簡単だが、その後の言葉が続かない。例えば他の子は、好きな食べ物、好きなアーティスト、入りたい部活、新しい生活にどんな風に心躍らせているのかなど。言うなれば、その教室内で1年間過ごす自分を形成する土台づくりをするのである。掴みとでも言うのだろう。対して私はと言うと、無難に好きな食べ物はラーメンですだの、好きなアーティストはなんとかですだのとりあえず言ってはみたものの、それでわたし像が形成される訳でもなく、通過点として自己紹介をつつがな

          自己紹介など