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西洋占星術を学び始めたきっかけと勉強方法 77 2020.06.14

子どもの頃は結構好きだったけれど、大人になってからは星占いにはあまり興味がありませんでした。
私は太陽星座が牡牛座ですが、雑に言えば世の中の12人に1人が牡牛座です。
雑誌の星占いでいくら良いことが書いてあっても、ヘェ〜と思うくらい。
いや、そもそも読まない。



西洋占星術との出会い


それがある日聞いていた音声配信に、たまたま西洋占星術と四柱推命に長けている人が出ていて、これからの世の中の流れの話をしていました。
その時に、え?!星占いって誰と相性がいいとか、これから良いことがあるとか、個人的な話ではなくて、世の中全体を見通すことができるの?!と
大興奮しながら聞き、急いでメモしたものがこれ。
2018年の流れ。

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興奮しすぎて字が雑なのはお許しを。

私は投資をするので、リーマンショックの記憶は強烈で、、
『山羊座が冥王星』
って、なんだそれ?なんだかわからないけれど、これを予測できていた人たちがいた・・・ということにとにかく衝撃でした。

そしてもしかして占星術って面白いのかも、と思ったけれど、鑑定を悩むこと数ヶ月、予約してからまた数ヶ月。

緊張して殆ど聞けなかったけれど、面白かったので、Twitterで初心者向けにと教えてもらって購入した本がこの2冊。


初めて購入した本とホロスコープのサイト

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『しあわせ占星術』は漫画がたくさん書いてあり、とにかく初心者の人がわかりやすいように、と、、作者まついさんの気持ちはわかるのに、、、、
数回読んだけれど、何やらさっぱりわからない。。
鏡先生の本も、とにかくまず自分のホロスコープをコンピューターに計算させて出して、まずはそれから・・・・

と書いてあるけれど、もうこのごちゃごちゃした記号を見るだけで、だ、ダメだ・・・。と思い、2冊とも放置。
たまに手に取って眺めてみても、やっぱりなんだかよくわからない。

音声配信もこの占星術が楽しみだったけれど、2年目は原稿になってしまい物足りず・・・
3年目の今年はどうなるのかと思っていたら、インスタでライブ配信。
やっぱり面白い。これはちょっと頑張ってみよう、とまた2冊の本を出してきて、今度はちゃんとホロスコープをプリントする。

下の方が初心者は見やすいかも。
そして鏡先生の本とまついさんの本を開き、意味はわからないけれど、とにかくそのホロスコープで出てきたサインだの星座のページにひたすらマーカーで色をつける。

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手前がまついさん、奥が鏡先生。
水星ー牡羊座のページ。まついさんはざっくりと、鏡先生は少し詳しく、これをひたすら。
本当は全体から特徴をつかんで2つに分けた男性宮女性宮→3区分4元素→惑星読んで→サイン読んで→アスペクト??
大きいところから細かい方向へと読むのかもしれないけれど、大まかな特徴を掴むのが苦手なので、細かいところから読む。

木を見て、木だけ見て、森にいることを忘れる。

その頃、マドモアゼル愛先生の「月の欠損」についての話を色々見て読んで、これがまた面白くて。
愛先生の講座を受けたいと知り合いに相談したら、先生方によって考え方に偏りがあるから、まずは「平均的な学問」として学んだら、とアドバイスをもらう。
で、たまたまyoutubeで見つけた

費用のこと Youtubeで学ぶ

この辺りの動画を見つつ、自分のホロスコープを見たり、本の解説を見たり。

占星術の講座は、カルチャスクールや少数だと1回2千円−5千円くらい。個人だと1万円前後。

初心者講座が10-20回位のコースになっている。会場費人件費システム等々計算すればそれくらいの金額で納得はするけれど、、

正直高い。
オンラインがこれだけ発達して、世界中の人が一緒に学ぶこともできる現代。
先生に入るお金はそのままかむしろ上げて、受講生の人数で割ってより多くの人が手軽に学べるようになると良いなぁと思う。


先生方によって解釈が違う


勉強し始めるとホロスコープは流派や先生によってルールも解釈も違うことに気づく。
例えば私の太陽星座牡牛座はある方法だと3ハウスに入り、ある方法だと4ハウスに入る。(5度前ルール)。
4ハウスにはキロン(カイロン)がいるので、4ハウスで読んでしまうと、『人生の目的』と『魂の傷』が一緒の部屋に入り、魂の傷からあなたは学び・・・みたいな話になる。
3ハウス「新しい体験」=外の世界に太陽があると、自分の能力が伸びるのが好き〜
4ハウス「家」=心の安全を取り戻す場所に太陽があると、自分の居る場所に人を呼び寄せるのが好き〜

どちらも合って居るような、、でもどっちが正しい??と考え始めるとやめたくなるので、両方にマーカーしてとりあえず次へ。判断できる知識はないし。

ホロスコープは正しいとか正しくないではなく、生まれ持った要素が色々映し出されている縮図みたいなものなんだろうなぁ、と。
広大な宇宙を写し取って個人の心の中の小宇宙を表したもの、と書いている人がいたけれど、なるほど、ここにあるのが私の中にある宇宙なのかぁと思ったりしながらぼんやり眺めて見ることにする。

いくつか湧いて出てきた疑問をメモし、自分の鑑定の時に、ちょっと質問いいですか?と聞いてみる。
月の欠損についても聞いてみたが、彼女は完全否定だった。
月=本来の自分・他人に見せない自分を欠損というくくりにされるのは嫌だと言っていた。
そしてその鑑定の中でまた知らない単語や引っかかった単語をメモし、また後から調べる。

新たな2冊と出会う

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前の2冊からもう少し進みたくなって(と言いながら、わからない部分はどんどん飛ばした)、新しく買った2冊が上記。
まついさんの本を監修されていた、松村潔先生の『最新占星術入門』とたまたまネットで見つけて面白そうだったから買った、『占星学』。
松村先生の本には子どものホロスコープも調べて、該当の箇所をどんどんマーキング。
占星学の本は、占星術を通した心理学のような本です。
ホロスコープの読み方やテクニックではなくて、「平均的な学問」という言葉にしっくり来る内容と流れで面白い。
どこが入り口になるか、どこから興味を持つかは人それぞれだと思うけれど、読書が好きならこの本から入るのも良いのかもしれない。
占星学の本の中にあった一節

牡牛座は独善的な心の狭さや自分の所有物だと思うものに対する過度の所有欲、人生の経験の最も微妙で複雑な部分を「目に見えないものは存在しない」という哲学に還元してしまう傾向があることで悪名高い。

笑ってしまった。
牡牛座がみんなそうなのかはわからないけれど、私自身は自分の経験でしか学べないと思っている。
相手の思っていることを感覚で読むことは出来ても、口にしないことは無視。
『いちばん大切なことは、目に見えない』
のはわかるけれど、でも口があるでしょ口が。
口で言えないなら紙に書いて。
みたいなことを思っている・・・。すみません。

だからパーツを組み合わせていくような非効率的な勉強の仕方をしているのかも。

ギリシャ神話とまとめ


キロン(カイロン)「魂の傷」という言葉を聞き→登校しぶりの息子は何につまずいているんだ?→調べる→キロンは実はギリシャ神話の「ケイロン」のことらしい、、上半身人間下半身馬。
父親はクロノス=サターン=土星。
で今日はギリシャ神話を読み直している。

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と、今はこういう流れで勉強しています。
興味のあるところと巡り合わせで。

人はどういうきっかけで興味を持って、夢中になって、その過程でどんなことを学んで身につけて行くのか興味がありますが、あまりなかったので、自分のまとめで書いてみました。

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