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ドウェイン・ジョンソン キャラランク(ver.1.0)1月時点

 一般的な会社勤めではないので、作業時にサブモニターでアクション映画を流している。マルチタスクしかできない性分なので仕方ない。80%の作業効率で人より少し長く動く方が性に合っている。


 配信サイトでアクションジャンルのおすすめを順番に流していると体感2~3割近くの作品にロック様こと、ドウェイン・ジョンソンが出てくる。観ていて本当に楽しいロック様。

 2022年最も稼いだ俳優、ドウェイン・ジョンソンの作品を相当数見たので、作中における彼の活躍からキャラランクを付けてみた。

 ドウェイン・ジョンソンが出演した映画作品の中で筆者が見たものを、公開年順に紹介し、独断と偏見でS~Cランクの4段階でドウェイン評価をしていくこととする。

(以下、ドウェインと呼ばせていただく。ロック様でもフルネームでもないのは、何となく「ドウェインは~」という字面が面白いからである)

※注意事項
 一部作品のネタバレを含む。
 筆者は映画好きというわけでもないので、映画評論とは思わないでいただきたい。もっと軽い気持ちで読んで。


結論として完成したTier表はコレ

ドウェイン•ジョンソン キャラランク ver.1.00

以下、各キャラの評価と考察。


『ハムナプトラ2/黄金のピラミッド』2001年


 ドウェインの映画デビュー作。スコーピオンキング役で登場し人気に。作中での出番は意外と少ないが印象は強烈。終盤では上半身がドウェイン、下半身と腕部がサソリになったドウェイピオンが出てくる。

【ドウェイン評価】A

強み

  • 人として、最期にアヌビス神と契約することで神の軍勢を率いる力を得ている。軍を率いているという点が一番の強み。

  • 人間として7年続いた戦争を生き抜き、敗走こそしたが、その帰路灼熱の砂漠で次々と仲間が息絶える中、最後の1人まで生きていた。人間時代のタフさも大概である。

  • 先述の通り、ドウェインの存在=神の軍勢なので、総合力という点で最強クラスであることは間違いない。物量は正義。

  • 復活したドウェイピオンはオシリスの槍という特殊な武器が無ければ倒せないらしい。

弱み

  • 強みだけ見たらSクラスなのだが、復活した際のドウェイピオンモードが異常に弱い。異形の体躯でパワー系ゴリ押ししか能がない。やたらCIAやFBIにいる通常ドウェインの知恵を失ってまで手に入れるパワーじゃない。

  • 普通に火とかで怯む。ドウェインならむしろ自ら火に飛び込むべきだ。

  • ドウェインを倒すと軍勢も消える。そのドウェインが普段のドウェインより脳筋なので軍勢を活かしきれない。

  • オシリスの槍が無いと倒せないとはいえ一突きで死ぬ。急所である必要はない。それに対する警戒心がないのが致命的。自分の唯一の弱点を警戒せずに学者風情に刺されるな。

  • ドウェイピオンはCGで製作されているため、製作費的な観点で高コストである。


『ワイルドタウン/英雄伝説』 2004年

 事実に着想を得た映画であり、実在したビュフォード・パッサーという保安官がモデルになっている。不正に立ち向かう保安官のヒューマンドラマなので、ドウェインは人の域を出ない。最近ではあまり見ない、ボコられて血濡れのドウェインが見られる。自宅を襲撃されるシーンがあるのだが、敵が変装の為に目出し帽ではなくめっっっちゃ薄手のストッキングを被っている。説明もなく悪徳保安官が20デニールくらいの薄さのストッキングを被り、その状態で取っ組み合いの戦闘をする。最初なんかメイクミスったのかとしか思わなかったくらい薄手なので、そのシーンだけでも観て欲しい。

【ドウェイン評価】C

強み

  • 正義感

  • ショットガンを構えるが最終的に敵を仕留める際は木材を使う事が多い。

  • 消防斧を振り回す敵に対して木材で対抗する発想には驚かされる。水を火で防ごうとするような近代ドウェイン的発想の片鱗がこの頃から見て取れる。

弱み

  • あくまで一般的なタフガイといった印象。

  • 時には倫理観を捨てねば大怪獣や世界滅亡の危機とは戦えないため、正義感の強い保安官というポジションも状況によってマイナス査定。


『ファースター』 2010年

 副題に「/怒りの銃弾」と付く通り、とある理由で復讐鬼と化したドウェイン。正直、副題で損してる硬派な作品。本当に復讐に取り憑かれているので容赦がない。変にコメディ色が無いアクション作品。言葉数少なく復讐の在り方を問うてくるような、個人的におすすめの一本。

【ドウェイン評価】B

強み

  • 容赦がない。まじで容赦がない。ターゲットが手術中のオペ室に乗り込んで開腹真っ最中の身体に複数回銃弾をぶち込んでいる。

  • 警官やCIAのドウェインとは違って覚悟の準備が出来ているので躊躇なくヘッドショットを決める。威嚇射撃なんてものはしない。

  • 銃撃が喉を掠めたという致命的危険に陥っても、母が麻酔無しで縫合してくれたので助かった。

弱み

  • 復讐に駆り立てられたドウェインは、その復讐の対象を失った時に力を発揮できなくなるだろう。また、恨みの対象以外にその殺意は向けられることはない。

  • 倫理観や善意が残っている。残虐性を強みとするならばドウェイピオンくらい人間の枠外れないとダメ。基本的にドウェインは娘を守るときの方が強い傾向にある。

  • 作品自体が復讐と葛藤の物語である為、只々傍若無人な振る舞いをするわけではない


『アザーガイズ』 2010年

 本作では主役ではなくむしろ冴えない主人公達の迷コンビ(the other guys)との対比として登場。しかしサミュエル・L・ジャクソンとドウェインはニューヨーク市警の看板コンビの開始数分の暴れっぷりが印象的なので今回の評価に加えさせてもらった。
 また、今回のキャラランク作成にあたってバディものは相方も評価対象とさせて頂いた。
 登場シーンは本当に少ない。開幕数分がドウェインの見せどころなので、配信サイトなどで観る際は試しに序盤だけでも見て欲しい。

【ドウェイン評価】B

強み

  • 開始1分30秒、逃走中の車の屋根にしがみつき、「どうして俺が剝き出しの屋根の上にいるんだ!?」と宣うドウェインで映画が始まる。こっちが聞きたい。

  • 軽犯罪者を捕まえる為に1200万ドルの被害を出してもNY市警の英雄と称される。法以外の何かしらの大きな権力に守られているとしか思えない。

  • ホットドッグを一生無料で食べられる。

  • キムカーダシアンと付き合っている。

弱み

  • メタ的な事を言えば、作中では比較対象にされる引き立て役である事はマイナス。

  • 申し訳ないが本作はサミュエル・L・ジャクソンの方がイカレてる
     「おまえらには黙秘権がある!だが!悲鳴を聞かせろォオ!!」
    と、とんでもねぇミランダ警告をしながら、二丁拳銃をぶっ放し、車ごと犯人に飛び込んで大爆発する。無傷。


『センター・オブ・ジ・アース2/神秘の島』 2012年

 ドウェインの日本語吹き替えは多くが楠大典さんか子安武人さんが担当しているがこの作品では珍しく大塚明夫さんが担当。濃い。元海軍で暗号解読を得意とするハイスペックっぷりは流石。

【ドウェイン評価】B

強み

  • 多くの作品で知識を伴った筋肉の権化として登場するドウェインだが、本作でも暗号解読から地質学まで幅広い知識でサポート。

  • センターオブジアースの世界では、生物の大きさが逆転している。虫や爬虫類が敵となるが、その異様な状況を一瞬で理解し飲み込んでいる。適応能力が高い。

  • 終盤、体長数十mはある巨大電気ウナギと銛一本で戦う。(水中)戦うだけではなくその電気を利用して船を動かす事に成功している。

  • 特記事項としてはやはり水中戦にて銛を的確かつ真っすぐ飛ばす投擲スキルは異常。

弱み

  • 人間の域を出ない

  • 知らない事はちゃんと知らない

  • 常識的な大人


『ワイルドスピードシリーズ』 2011年~

 ワイスピシリーズはまとめて紹介するので少々長文になる。現在まで11作公開されている作品なので、主人公や物語の関わり方が複雑。
 シリーズ未試聴の方に軽く説明すると、初代から主役を務めたポール・ウォーカー氏が40歳の若さで亡くなっている(撮影とは無関係)。その後ヴィン・ディーゼル氏を中心として物語が展開されるが、ドウェインやジェイソン・ステイサムといったと豪華俳優陣が参戦しながら作品が大きくなっていった。
 その中で「○○が主人公」と決まった視点は無く、ワイルドスピードサーガとして展開している様に感じる。現時点の最新作も、サーガの区切りを感じさせる終わり方であった。長寿作品とはいえ、これからまだまだ展開していくシリーズなので未試聴の方にもおすすめ。

 ドウェインは第5作の『MEGA MAX』から参戦。アメリカ外交保安部の捜査官ホブスとして登場。ワイスピはチームで仕事を成すことが多いので、ドウェイン単体での評価が難しい。

【ドウェイン評価】A

強み

  • 若干、人間を超越しかけている。

  • 特筆すべきは『ICE BREAK』で見せた強靭な肉体である。暴動鎮圧で用いられるゴム弾を首に受けて「Rubber bullet. Mistake.」と言い放ち、その身でゴム弾を跳ね返しながら直進していた。同じ現場で流石のステイサムも人間を盾にして避けていた。ゴム弾は至近距離で当たれば死に至る程の威力を持ち、アメリカでも非致死性ではなく低致死性とされている。何がMistakeなのか教えて欲しい。

  • 度々、外交保安部捜査官としての権力の圧力が滲み出る。

  • 跳躍力が凄い。絵が浮かばないだろうが、2mの大男に脚から担がれた2mの大男の頭部(推定4mほど)にジャンプしてラリアットを決めていた。

  • 狙撃◎ 飛行中のヘリにぶら下がった小さな爆弾袋を拳銃で撃ちぬき、ヘリを墜としている。

  • 装甲車を巧みに操り、潜水艦から放たれたミサイルをボディで受けて仲間を守りながら「フゥゥウ!!」とハイテンション笑顔だった。

  • 魚雷の軌道を素手で変える。
                                  他、枚挙に暇がない

弱み

  • 見事に出し抜かれる事もある。部下の裏切り等も… (MEGA MAX)(EURO MISSION)

  • 情に厚く、仲間意識が強い点に付け込まれることも。

  • 部下を庇ったとはいえ、堂々と侵入してきた元イギリス特殊部隊隊員にタイマンで病院送りにされている。とはいえ、その相手とはジェイソン・ステイサムなのでまぁそっちも大概である。


『ヘラクレス』 2014年

 ギリシャ神話の大英雄ヘラクレスの物語。変に改変とかもなく、超有名な神話を基にしたアクション作品なので「評価も何も大英雄ヘラクレスですよ?」といった感想。そりゃあ強い。
 むしろ現代でヘラクレス役にCG抜きの生身でキャスティングされるという事実がドウェインの凄さを物語っている。筋肉は突き詰めると神話に指先をかけるのか。

【ドウェイン評価】 S

強み

  • ヘラクレス それで十分

弱み

  • 神話由来の運命


『カリフォルニア・ダウン』 2015年

 レスキュー隊のリーダーでヘリパイロットとして働くドウェインが、ネバダ州で起きた大地震に立ち向かう。家族、そして国の為に抗う自然災害系のパニックアクション映画。
 日本の災害を題材にした作品って身体経験が伴っているというか、どうしても深刻な話になりがちなので、海外の災害系アクションは「なんで助かってんねん感」とか捨て去って観ると楽しめるよなぁ~。これは筆者の考えであって本記事の趣旨とは全く関係ない。ごめんなさい。
 何が何でも自分と家族を第一に守ろうとする災害時の行動指針や価値観みたいなものが、良い悪い抜きにして欧米的で、日本との違いを考えさせられるので、こちらも一度観ていただきたい作品。

【ドウェイン評価】 C

強み

  • 「今ので何で無傷なんだろう」と思わせるタフさが売り。家族も同様なので多分血筋だと思う。

  • 一筋の希望を手繰り寄せる力がある。ドウェインが演じていると何故か運命力とかはなく筋力で引き寄せている気がする。

  • 水中での機動力が高い。作中でのTSUNAMIの水が綺麗で透明すぎるのも一因ではあると思うが、そこにツッコミを入れてフィクションを楽しめない人間にはなりたくないなぁと思う。

弱み

※基本的には「そういう豪快なアクション映画だから」で片づけられることは飲み込んで楽しむのが大人だと思います。

  • レスキュー隊員なのに人工呼吸の際、気道確保がちゃんと出来ていないと思う。あと、一回諦めるのはやめてください。

  • 流石に移動手段とはいえ、無人のセスナを空中で乗り捨てたシーンは「えっ、それどこに墜落するの。他に乗ってる人見逃したか?」と気になって巻き戻した。


『セントラルインテリジェンス』 2016年

 コメディ色の強いバディもので、相方はケヴィン・ハート。トップクラスのコメディ俳優との豪華なコンビに注目。お互いがハマり役というか、会話のテンポ感も心地いいのでオススメ。
 高校時代はおデブちゃんでいじめられていたドウェインが、卒業後ムキムキのCIAエージェントになっている。個人的にはドウェインのコメディ作品の中で一番好き。
 エンディングクレジットでNGシーンが流れるトイストーリースタイルなのだが、ドウェインがケヴィンをビンタするシーンでNGを連発している。本当に痛そう。

【ドウェイン評価】B

強み

  • 当たり前の様にCIAエージェント。

  • ムキムキになった理由が、高校卒業後20年間毎日欠かさず6時間筋トレしただけらしい。常軌を逸している。

  • 笑顔を絶やさない。

弱み

  • 作中では高校時代のトラウマが顔を出すこともしばしば。メンタル面に不安が残るか。

  • ウェストポーチが小さい。


『ベイウォッチ』 2017年

 フロリダビーチの水難監視救助隊、ライフガード達の物語。下ネタ多めのコメディ作品かと思いきや、割と一本の映画として面白い物語が完成しているので、頭空っぽにして楽しめる良い作品だと思う。
 日本ではビデオスルー(上映を通さず円盤化)した作品なので、意外と存在を知らない方も多いのではなかろうか。

【ドウェイン評価】B

強み

  • 地元での愛され具合がえげつなく、人望も実力の内だと思わされる。ドウェインは基本的に人に好かれる。

  • 海上火災、ボートが燃えて文字通り火の海になっているところに飛び込む。2名救助し、無傷で生還。

  • 最終的になんがかんだあってヘリを打ち落としているので、評価としてはCから一段階上のBとなった。

弱み

  • 人間の域を出ない

  • ウニが首の後ろに刺さっていた事から、頸部への警戒心が薄いと思われる。ライフガードウェインと戦う際は地元で数年暮らして信頼関係を構築した後で背後から一撃を仕掛けるべき。同じ頸部への攻撃でも三角締め等は推奨しない。


『ジュマンジ:ウェルカムトゥジャングル』2017年

 これくらいの時期から製作側にまわることも多くなっているドウェイン。本作では気弱でオタク君の主人公がジュマンジというゲーム世界の中で変身したキャラクターとしてドウェインが登場。
 キャラクターとしても内向的主人公と正反対のキャラクターとして「弱点無し・フェロモン溢れる冒険家」という最強キャラ設定になっている。

【ドウェイン評価】S

強み

  • ゲームのキャラなので足の速さが異常。成人男性を背負った状態でバイクの追走を軽々振り切る。

  • スキルを持っているので、木製のブーメランを適当に投げただけで敵4人を排除(敵はフルフェイスヘルメット着用)

  • ゲームキャラとして残機が3機ある。ドウェインに命のストックを渡してはならない。

  • 主人公はオタクなので、ゲームにおける機数を利用する「残り2機あるから一回は死ねる」「デスワープして移動する」といった思考をドウェインの肉体で都度実践してくるのが一番ヤバい。

弱み

  • 中身が内気なオタク青年である点が強みであると同時に減点要素でもある。筋骨隆々だがアレルギーとか気にする。

  • 次回作「ネクストレベル」でわかることだが、その圧倒的なパワー故に主人公はジュマンジ世界のドウェイン、即ちドウェンジに酔ってしまう。過ぎた力は身を滅ぼす。


『ランペイジ 巨獣大乱闘』 2018年

 元特殊部隊兵士で自然保護区のレンジャーをしているドウェイン。人間のエゴによる研究により凶暴な巨獣と化した動物に人の身で立ち向かう。ジョージという白毛のゴリラと意思疎通ができる優秀で動物思いなレンジャーとして、巨獣大乱闘へと巻き込まれていくことに。
 意外とゲームが原作だったりするが、原作のアーケードゲームがあまりにもレトロなので知らない。巨獣のCGクオリティが高く、ド派手なアクション映画としてスカッとする作品。

【ドウェイン評価】S

強み

  • 「んあっ!!」と一息でぶっとい結束バンドを引きちぎっていた。序盤では巨獣なんぞより怖いシーンである。

  • 脅しとして一発腹部を撃たれている。これは「拳銃を突き付けるだけでは脅しにはならないので実際に撃つ」という判断をした敵の判断を称えたい。その後、急所は外れていたからと普通に戦闘している。

  • 倒壊するビルを飛べないヘリに乗ってサーフィンしていた。何を言っているか理解出来ないだろう。一回観て欲しい。

  • ジョージというゴリラの巨獣と意思疎通が可能。協力して他の巨獣を撃破。「俺とジョージで二頭倒す。そうだ、ぶちのめしてやる。」じゃないんだよ。

  • 最終的に「ジョージ!先に逃げろ!」と巨獣を逃がす為の殿を務めて巨獣とタイマンする始末。

  • 共闘するジョージとはあくまで友人だが、それでも巨獣と1対1で戦闘出来る生物を人間とは呼ばない。

弱み

  • 心優しい性格で、元は人間不信から動物と心を通わせるようになっている。

  • これは強みでもあるが、戦闘時の行動が頭のネジが外れているとしか考えられない行動を取る事がある。肉を切らせて骨を断つという言葉があるが、人は本当に肉を切られたら大抵そこで試合終了である。


『スカイスクレイパー』 2018年

 元FBI隊員のドウェイン。発砲の許可を求められていたので、階級も高いと思われる。任務中爆発に巻き込まれて左足を失い、義足になっている。
 除隊後、世界で最も高い高層ビル「ザ・パール」に住みながらそのセキュリティ管理を任されることとなったが……

【ドウェイン評価】C

強み

  • 元FBI隊員とはいえ、左足の義足を奪われながら片足けんけんでタックルを決めている姿には引いた。

  • スタンガンを胸部に受けたが、一発殴られた時とリアクションが変わらなかった。

  • 回転する巨大な風力タービンに向かって「1…2…3…、1…2…」と数えながら飛び込んで突破した。大縄跳びじゃねぇんだぞ。

弱み

  • 高所で一歩目に踏み出す足といい、ワイヤーに括る足といい、何故か義足の方を中心に動く。これは致命的。

  • 痛み止めを飲んでいると思われるシーンがあり、純粋生ドウェインからは評価が落ちる。

  • 髭が白髪交じりなので本作でも年齢は高めと思われる。しかしドウェイン自身が既に51歳なので、これは本人がおかしい。


『ブラック・アダム』 2022年

 DCコミックス原作の作品。筆者はDCユニバースに明るくないが、公式等の説明を参考にすると最強かつ最恐クラスのアンチヒーローで破壊神。原作ファンからも配役としての評価は上々の模様(ってことにしておこう)。作中ではその名に恥じぬパワーを発揮している。
 本作は公開からそれほど経っていないので、多くの動画配信サイトではまだ有料作品となっている。出来る限り作中の描写は避けることとする。

【ドウェイン評価】 S

強み

  • そりゃあ最強。フライヤー等あらゆる広告に巨大な破壊神の文字が。

  • "アンチ"ヒーローである点がまた良し。いい感じにネジが外れている。

  • ブラックアダムの日本リリースイベントには武藤敬司と長州力が出ている。"ロック様”としてWWEのスターであったドウェイン。武藤と交流があり、実は武藤が引退試合の相手としてオファーしていた事が発覚した。そのオファーは、数十億というドウェインのギャラの高さ故に実現しなかった。

  • 主演ドウェイン、製作ドウェイン。

弱み

  • 続編がポシャった。



おわりに

 傾向

  1. 陸海空、あらゆる特殊部隊に生息。むしろそういった従軍経験がないと減点。若干ではあるが除隊後、引退後のほうが強い。

  2. 高い知性を伴う。自らのスペックを理解し、自らが遂行可能なギリギリを攻めてくるのが厄介。

  3. 「人」とその「域外」の境界線でコサックダンスしている。たぶんエヴァみたいな感じ。

  4. 娘守りがち。


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