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コルクラボマンガ専科前半の振り返り

5月と6月。

それぞれ記事にまとめようと思ったけど・・・。
私生活で想定外のことが2つ3つ起き、
この2カ月は4月ほどコルクの方に時間を費やすことができなかった。

それは「時間的なもの」だったり、「仕事的なもの」だったりもあったけど・・・。
でも一番は「メンタル的なもの」が大きかった。


講座自体は欠席することもなく、きちんとリアルタイムで受講することはできた・・・。
でも、受講以前から継続していた「1日1絵」が途絶えてしまった。

不定期に上げることはできても、いつの間にか課題が優先になり、
その課題さえも向き合う余裕がない。

それでもなんとかやり遂げることができたのは、
おそらく課題の全てが「エッセイとして描いたからだ」と思っている。
(「2次創作」「キャラクターを作る」で自分を描いたためキャラクター、ストーリーを作るのに時間がかからなかった)


講座はどの回も勉強になり、新しい発見も多かった。

課題は楽しく、コミュニティで得るものも大きかった。
仕事の方もマイペースではありながらも少しずつ前進しているのを感じ、
机に向かっているときは充実している。

でも、「その世界」から抜け出た瞬間、グーッと現実に引き戻される。
プライベートには、かなり精神を削られていた。

その感情を、
ときに1分、ときに10分・・・、ときに1日かけて、
またポジティブな感情に戻す。

・・・これがすごくしんどかった。

この切り替えは「得意」だったはずなのに、
私は・・・、
「もうこれ以上苦しいことはおこらないだろう」という思いを、
いったい何回乗り越えねばならないのだろうと。
自分の人生に「失笑」すらした。


私はどんどん強くならざるを得ないのか?
私に弱音を吐く場所はないのか?

ココに書けなかった一番苦しかった思いは、
今現在も誰にも話してはいない。


でも、それを「今は切り捨てることができた」のは、
「今向き合っている仕事」と、
そして「コルクラボマンガ専科」のおかげだった。

ズーニー先生の講座。
佐渡島さんの講座。
特別講師の先生の講座。
東西先生の講座。
ごとう先生の講座。

ものすごい情報量に脳内がパンパンになりながらも、
そのどれもが「そのときの私の感情」を、スーッと昇華してくれた。

私は感動しても人前では涙が出ない。
(オンラインや電話などは泣くこともあるがそれも滅多にない)

悔しい時、怒った時、しんどい時、絶望した時、
そういう時にぎりぎりまで我慢した後に、
嗚咽しながら一人で泣くことはあった。

この前半の3ヶ月間。
コルクで学んで、コルクに助けられて、
私は立っていられるという事実。

漫画に対しては、正直3年前からそこまで大きな不安は抱えていない。

現実(生活)が苦しかった。


そんな、6月の最終の日曜日。

佐渡島さんとお会いすることができた。
コルクラボマンガ専科の6期生数名とともに。

「まさかこんなことがあろうとは・・・」
涙が出るほどうれしい感情・・・。
でも私はこらえた。(テンションは上がってたと思うが(笑))

佐渡島さんは会えるはずのない人・・・、
半年前まではそう思っていた。

でも、受講申し込みをしてからずっと、
私は潜在意識の中で、
その「まさか」が実現することを信じていた。

なので、コルクも「必ず受かる」と思っていた。

佐渡島さんに会った時、もっと緊張するかと思ったが・・・。
言動とは裏腹に心は思っていたよりも冷静だったと思う。
今の自分が思っていることは伝えられた・・・と思ったから。

どう思われたかはわからない。
ただ、私は私を知ってほしかった。


会話の中の佐渡島さんの一言。
「モチベーションを上げるすぎるから、下がったときしんどいんだよ」
・・・という何気ない一言に、私は救われた気がした。

私にとっては、この一言は「漫画の話」ではなかった。
漫画ではモチベの変化はあまり感じない。
日常生活の中で、頑張りすぎてたのだ・・・と改めて気づかされた。


自分のことを客観的に分析できてるつもりになっていたけど、
まだまだだな・・・と。

次の日から、また一つ私生活での負担は増えた。

でも私は笑っている。

時に落ち込むこともあるが、6月ほどではない。


これがずっと続くかは今はわからない。

でも、はっきりとしているのは、
5月、6月の講座から学んだことは、私にとっては「漫画のことだけ」ではなかった。


7月・・・。
最終課題に向けて、時間的にはいっぱいいっぱいだけど、
最後までしっかりやり遂げたいと思う。

途中しんどくなってもいい。
人が見て、良作ができなくてもいい。


私は「私が納得したもの」を。
最終課題として提出できれば満足だ。


それは絶対に今後の私の「大きな力」になる。



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