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「やばいです」保健師の悲痛な声

もはや緊急事態

連日200人前後の感染者が出るもと、保健所が対応する濃厚接触者も激増し、保健所はパンク寸前になっている。
昨夜(7/31金)23時前、ある役員のところに届いた保健師からのメッセージです。

すみません。こんな時間に。

すみません。
こんな時間に。
誰に伝えたらいいか…
今、帰りなんですが、○○○○と△△△△と、その他、濃厚接触者がいっぱい出てて
感染症チーム、師長さん、◇◇さん、□□さん、まだ残ってます。
終わる感じがないです。
次長もいますが、自分の報告のために師長さんの時間まで奪っています。
師長さん、明日も出勤みたいです。
感染症チームと師長さんは、忙しすぎて所内の対策会議にすら出れていません。
やばいです。

直ちに公衆衛生を守る保健所の強化を

保健所の業務を「外出し」する、派遣労働者を雇い入れる…そんなことで解決する問題ではありません。保健所を支援すべき本庁(健康医療部)でも全く人が足りていません。国も府も、保健師や健康医療に関わる職員数を大幅に増やし、保健所体制強化のための方針を出すべきです。

3月以降、ものすごい残業が続き、みんな身体的にも精神的にも疲労が蓄積し、限界状態にあります。大阪府庁では4月~6月に月100時間以上の残業をした職員は200名近くに及んでいる。

検査を増やす等の対策はもちろん必要です。しかし、それを支え、その後、陽性者や濃厚接触者のフォローを担う保健所がもはや限界です。これまでの保健所機能を低下させ、人を減らし続けてきたことを反省し、直ちに増員のための対策を取るべきです。そして、今すぐ全庁挙げて支援体制をつくるべきです。

今は住民投票はやめてコロナ対策に全力を

「都構想」住民投票のために副首都推進局に送り出している人員(約40人)を直ちに引き上げて、健康医療部、保健所に配置すべきです。

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