『たびにっき』20190427(土)ひとり旅一日目

10時に自宅発、20時半に盛岡のホテル着。
12時間運転。給油1回。

とにかく移動
松島あたりでナビに騙されて高速に乗せられそうになったり、グダグダだったので、昼はデイリーヤマザキのタコス風ホットドッグ(美味くもなんともなかった)しか食わず、ひたすら移動。最初は歌ったり、元ちとせ聴いて泣いたり、感情豊かだったが、2時間くらいで既に「花塚山の帰り」状態になっていた。

大船渡 津波の痕
何の脈絡もなく、家族の命も、今まで築いてきた生活も、人生そのものを奪われ、踏みにじられても、人は諦めないんだと思った。生活を、日常を取り戻そうとする強い意思を感じた。考えてみれば、僕らのご先祖達が諦めなかったからこそ、今こうして生きていられるんだと思った。うん。俺も、諦めないぞ。

浄土ヶ浜
暗くなる前に着けたが、いかんせん雨だし、なんだかんだ暗いし、イマイチだった。
橋からの眺めはなかなかだったが、駐車スペースと気力が無くてクルマを降りられなかった。

宮古→盛岡106号線93㎞
ずっとまっくらで延々と南会津の山奥を走ってるような感じ。道の駅もことごとく暗くなってたし、なんか赤い牛鬼みたいのがいて、とにかく怖かった。地獄を走ってるような気分だった。
そんな中、ナビが「次、左です」とか言って明らかに川に落とそうとしてきた。散々だ。

ホテルパールシティ盛岡
立体駐車場のおっさんがむっちゃ酒臭かった。開口一番、「ラクティス!」と叫び、高さが入らないと主張してきた。
ほるもん道場のおっさんに通じるものがあり、地図も自分が読める方向でしか見せて来ないのでよくわからなかった。

不来方(こずかた)ジャージャー麺
ホテルからちょっと離れた別の駐車場にとめてジャージャー麺を食おうと思ったらスマホの電池が切れたので写真撮れなかった。店内には誰もおらず、店員の婆さんとあんちゃんは愛想悪い。
ジャージャー麺はなんとも言えない感じだったが、チータンとかいう玉子スープ割りみたいのは結構イカしてた。
食った後、ナビが無くてホテルの場所がわかんなくなってむっちゃ焦った。(全然違う通りを延々行ったり来たりしてしまった。)
すげー疲れたし、腰痛くなった。

旅に出た理由
どこか行きたい所があったわけでも、食べたい物があったわけでも、楽しみたかったわけでもない。ここじゃ息も詰まりそうになったから、飛び出したんだ。
旅って、旅行とは違うな。

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