『たびにっき』20190428(日)ひとり旅二日目

7時盛岡発→恐山→21時郡山着

早起きしてホットケーキだけ流し込み、ホテルをチェックアウト。ぐずついた昨日とはうって変わって青空。一時間も寝てないので身体はつらいが、意思の力だけで恐山を目指し北上。

盛岡→十和田
岩手の南部町で鬼ヶ島みたいな山が気になり、写真に収める。AR山ナビで見たところ、名久井岳って600mくらいの山だそう。なかなか良い。
道は最初は空いていたが、やはり10時くらいを回ると混みだした。
疲れていたが、快晴で景色も良く、なんとか運転し続けられた。

青森→恐山までの道中
恐山が道路標識にまで大きく出てて驚き。
標識の㎞表示が減っていくのだけを慰みに、ひたすら北上。

下北半島の海
対岸が見える、すごく綺麗な海だった。対岸の山をAR山ナビで見たら、まさしくそれが恐山。観光地価格を警戒して近くのローソンで納豆巻きとポカリをゲットしておく。店員がおネエでマツコ・デラックスの若かりし日っぽい風情だった。

恐山
峠道の途中、なんだか植生もおどろおどろしい感じになり、心臓を握られたような圧迫感があった。霊水場で口を漱ぎ、写真を撮ろうとしたら、顔認識機能がいちいち作動。怖い…。
峠道の門で感動してたら後ろからクルマが来たので慌ててくぐったら、ひたすら降りる羽目に。また戻ろうとしたが、マップで調べた所、そのエリア一帯がすべて恐山だという事に愕然とする。スケールでかい。
手前の三途の川を見た後、ついに境内へ。
とにかく、入る前から「彼岸」…というか「別世界」感がすごくてエキサイティング。
最初は海かと思った水場は、実は湖(カルデラ)だった。(舐めて確かめてみたが、確かにしょっぱくなかった。)とにかく硫黄臭かった。あと、意外と若者が多かった。DQNはカッコいい名前に惹かれてくるのだろうか。俺みたいに一人で来てる物好きも結構いた。

産直センター
恐山を出てすぐの産直センターで食事。バラ焼き定食にホタテ刺身を単品で追加。
美味くはあったが、なんか、取り立てて言うほどでもなかった。

帰り
今度はひたすら南下。
高速ルートにしたので最初は新鮮だったが、
もう、眠いし、疲れたし、音楽プレイヤーは電池切れるし、暗くて怖いしで、散々だった。
ただ、疲れのピークを過ぎたら変なテンションになって、最後は猪苗代ズをひたすら熱唱していた。

郡山着
やっぱり、ホームタウンが最高だと思った。旅は自らのホームをホームとして再認識するためにあるのかもしれない。それは、かけがえの無いものだ。

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