プレゼンは「生き様」〜今、この瞬間が人生である〜｜人成塾（「1分で話せ」著者・伊藤羊一）

ノンフィクション作家・小松成美がゲスト講師を選び、次の時代を生きるためのヒントをありのままの言葉で学ぶ『人成塾（じんせいじゅく）』。今回の対談ゲストは、ベストセラー「1分で話せ」の著者・伊藤羊一さんです！

周りとのコミュニケーションも取れなかった青年時代からどんな変化や経験があったのでしょうか？「1分で話せ」が生まれた背景を語っていただきました。

前編はこちらから！

プレゼンが自分に乗り移った孫正義氏へのプレゼン

小松：宮坂さん（元ヤフー社長）とはどこで知り合ったんですか？

伊藤：2011年にソフトバンクアカデミアに入ったときです。いろんな面白い人とご一緒できるからソフトバンクアカデミアに入りました。その時に、とある提案を孫さんにしたんですよ。きっちりくるからキチリクルン、とか言って、eコマースをこんな感じでやるとめっちゃいいっす！みたいなプレゼンしたら、孫さんがめっちゃ喜んでくれて、「君のキチリクルンいいね！」みたいな感じになりました。そこから面白いやつがいる、ってことで、誰経由か分からないですけど、その頃eコマースの責任者をやっていた宮坂さんが紹介されました。そのあと、こういう風にやって、こういう風にしたらいいと思うんですよね、みたいな感じで言ったら、いいね！いつか一緒にやろう！となって、そこから時々ご飯を食べる仲になっていました。

小松：伊藤さんをいつかヘッドハンティングしようと。そして、同時に孫さんにプレゼンできちゃう思考学を確立されてたんですね！痺れますよね、日本で一番痺れる人にプレゼンすることは。