マガジンのカバー画像

暮らしのコト

57
日々の暮らしのコト
運営しているクリエイター

#コラム

人は、異なる色彩を放つ、多面体の鉱石のようなもの。

働く人としてのわたし、 さまざまなコミュニティにおけるわたし 孫・子としてのわたし、嫁としてのわたし、 母親、妻としてのわたし、 そして、個としてのわたし。 わたしが持つ顔。 どれも紛れもない自分。 そのときに、やりたいこと、 私だからできること、やるべきこと、 一定ではなく、その比率は変動する。 その変動やゆらぎが、自分らしさ のような気もする。 自分のアウトプットしたことを眺めてみると、 自分の思考が、いまどこを向いているのか、 その濃淡もよく分かる。 Twitte

学校教育の、いま。

先日、息子の学校の保護者会に行った。 入学して最初の集まりだった。 4月以降の教育について、子供たちの様子、 これから来る夏休みのこと、PTAクラス代表の 選出。主に、そんな議題だった。 この春から、小学校の評価項目が変わった。 まず、冒頭に今年度から学習指導要領がかわり、 教育方針や評価の方法も変更になるとの 説明があった。 評価といえば、夏休み前の通信簿。 通信簿の記載内容も、当時どんな評価だったか、もはや記憶にないけれど。 例えば、いままでは、 ◯思考、判断、

僕の好きの半分は、恐竜でできている。

先日、車で出かけた時のこと。 近くの踏切で、めずらしく信号待ちを することがあった。 右、左、右。 3回は電車が行き交った、とおもう。 隣で息子が「今度はこっちから電車がくるぞ」と、喜んでいる。 そういえば、息子がもっと小さい頃。 電車が好き、というよりも、踏切が異様に好きで、何度も何度も踏切の前を、 通らされた記憶がある。 カンカンカンカン…、という音、 降りてくる遮断機、 通り過ぎる電車。 この一連の流れが、どうやらお気に入りの 様子だった。 踏切前で、一時停車する

魂をデザインして、天命に向かう。

 自分の天命は、何なのか。いつも考えていた。 仕事を通じて、家族を通じて、自分の生き方を通じて、あらゆる場面で。  でも、それは、朧月みたいにぼんやりは見えるけれど、その姿は見えなかった。同じように、そこに向かう自分も何者なのか、何ができるのか、どう進むのかも、いまいち分からないでいた。  私は、いつもこんなふうにイメージしながら、それぞれを探していた。 ◉天命=天から与えられた、自分のミッション ◉運命=天命に向かうためのシナリオ、命の運び方 ◉使命=天命に向かうための

「HSS型HSP」人間の、苦悩と可能性。

 みなさん、「HSP」という言葉をご存知ですか? 「HSP」とは、「Highly Sensitive Person(ハイリー・センシティブ・パーソン)」のこと。「人一倍、繊細な人」という意味で(その頭文字をとって「HSP(エイチエスピー)」という)、精神疾患等の病気ではなく、その人の性質・気質のことをいいます。  90年代のはじめに、高敏感性(高感受性)に関する研究を始めた、米国のエレイン・アーロン(Elaine Aron)博士によると、全人口の約20%の人は「HSP」だと言

日常を愛おしむための、道具たち。

  日常が愛おしくなる道具たち。 連休3日目。ずっと家にいるせいか、曜日の感覚も、そして、今がいわゆるゴールデンウィークだということも忘れそうになる。  そのくらい、家で過ごす時間が長くなると、日常をいかに、ご機嫌に過ごすか?ということを、考える。そのひとつに、日用品や道具を、好きなもの、お気に入りのものにする、という方法があると思う。 寝具、リネン、下着、食器、カトラリー、キッチン用品、文房具、傘。 私は、いちばん身近で、普段使う日用品や道具こそ、上質なもの、気に入っ

今日、noteをはじめました。

SNSで最初に始めたのは、Facebookだった。 何気ない日常をちょっとした写真と文章で切り取る作業は、日記のようで楽しくてすぐ夢中になった。同時にたくさんのblogに触れる機会も増えた。ただ、自分の中ではblogは必要ないなと勝手に決めつけていた部分があった。好んで私の発信を読んでくれる人がいるとも思えなかったし、正直、日記のようなblogならFacebookで充分だと思っていた。その差や違いも分からなかったし、blogの役割や効果とか意味をよく理解できていなかったのだと

子供の可能性を拡げるために私ができること。

先日、杉並公会堂で開催された日本フィルハーモニー交響楽団の春休み企画演奏会に息子と一緒に行ってきました。 テーマは「子供達に最高の音楽体験」を。本格的なオーケストラ・コンサートはもちろんのこと、トランペットやバイオリンなどの楽器体験、「音楽図鑑」と題した様々な楽器の音色を堪能できるソロ・リレーコンサート、そして普段見ることができない杉並公会堂の裏側を行くバックステージツアーなど、内容盛りだくさん!0歳から家族みんなで楽しめる音楽祭のような企画です。 もともと、私自身が吹奏

blogは思考のアーカイブ。

今年に入ってからblogを書き始めた。 まだまだ数は少ないし、もっと言葉の表現力を身につけたいと思いつつ試行錯誤しながら、ぽつぽつとマイペースで書き記している。頻度は少ないけれど、発信は思考が生まれ結晶みたいに固まった自分の中の旬なタイミングでもあるから、それはそれで自然だと思っていて、それすらも自分らしくていいのかもしれないとも思っている。 それまでの発信は、Facebookが中心。Twitterも使い始めたけれど、どちらも流れゆくもの。振り返ることが容易では無い。書く内

雪の朝、故郷を思う。

週明けの昨日。東京をはじめ関東平地では、びっくりするほどの雪が降りました。 東京の都心で積雪が20センチを超えたのは、4年前の平成26年2月以来とのこと。 あの時は確か、あっという間に雪が溶けてしまったけれど、これだけ降るとしばらくは残っているかも。子供と雪遊びをするには充分過ぎるくらいの雪。ひぃひぃ言いながら保育園に息子を迎えに行った帰り道。案の定、近所の公園にはたくさんの人たちがいて雪遊びを楽しんでいました。息子もこんな具合に大はしゃぎ。 明日はバスも地下鉄も混むかなぁ