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ID:國嶋慈庵a.k.a 都会の旅人
2020年2月17日 21:08
陽射しが眩しい。未だ季節は冬のさなかなのに、春を飛び越して、初夏のような光が天窓から降り注いでいる。母はツツジの花が嫌いだとよくこぼしていた。母の父である祖父が不慮の事故で亡くなったとき道路にはツツジが咲き乱れていたそうだ。あの人も真冬のさなか唐突に逝ってしまった。つむじ風のように消えてしまったあの人。サヨナラも言えず、皆にぽっかり穴を空
2020年2月6日 09:13
たかが電気 されど電気みなが電気に狂い咲き俺のスマホも 電気なければ動かない電気を使う人が住む土地電気を作る人が住む土地その間には距離があり使う側は金はあるから電気をくれといい作る側は生きてくために電気を作るというこれでいいのかこれしかないのか綺麗な土地は汚されて戻ることすらままならない一見クリーンなエネルギーその裏に隠れてる猛毒を誰も手懐けら
2020年2月2日 17:29
絶対というものもない代わりに必ずというものもない。世の中は絶対や必ずの間の揺らぎの中で時を刻み続けているだけなのに、なぜ絶対とか必ずとか実際にはあり得ない言葉を人は産み出し使いたがるのだろうか。そこには希望や絶望といった人々の願いが埋め込まれているからなのだろうか。絶対や必ずという言葉を僕は使いたくないし、使いたいというその衝動に打ち勝ちたい。 #詩 #散文詩 #絶対 #衝動