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花(粉)の舞う季節に

花の舞う季節となりました。

否、花粉の舞う季節となりました。
目も鼻も耳も、すべてがかゆい、そんな季節。

なんていうのは花粉症患者のエゴでありまして、『春の佳き日』と表現されるのがふさわしい季節なわけです。

そんな『春の佳き日』にご卒業される、卒業生の皆さん。
ご卒業おめでとうございます。

ふと、学生最後の卒業式、どんなだったかなと思い返しました。

思えば私は、奇を衒いがちなクソ寒人間でした。

そんなもんで、「袴着らずにジャージで行ったろwwwwwww」と袴のレンタル予約はしませんでした。

そうかと思えば、卒業式は欠席。

卒業式が終わったころにのそのそと起床し、卒業生や卒業生の出待ち在学生を横目に、仲の良かった後輩たちとアフタヌーンティーを楽しむという奇行に走りました。
(同回生はドン引きしていた、というか”同回生”って全国共通語じゃないらしいですね)

顔なじみの店員さんから「心ばかりですが卒業おめでとう」と、気持ちのこもった花束をいただきました。

店員さん、見てますか。(見てない)
心づかいが詰め込まれていて、とてもあたたかい気持ちになったこと。
今でも覚えています。

しかし、卒業式は出たがいい。
(今になって奇人変人扱いされます、来年以降にご卒業のみなさん気を付けてね)

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