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「知識」というものについて

前回、「センス」というものについて記事を書きました。

「センス」とは生まれ持っての才能ではなく、
後天的なものである、ということをお話ししてきました。

センスとはすなわち
知識の集積であり、
センスとは何かを明確にし、
養い方さえ知っていれば、
誰でもセンスが良くなる
というお話が前回の記事での論点でした。

「センス」についての記事は下記をご参照ください。
https://note.com/komakichi_/n/n338771c15656


そこで今回は、
センスを良くするために
必須である知識について
深掘りしていきたいと思います。


・知ると理解するは雲泥の差

そもそも知識を得たとは
どういった状態のことを指すのでしょうか?

自論ですが知識を得るまでのプロセスは以下であると考えています。

①「データ」を得る
②「データ」を仕分けて「情報」に変える
③「情報」を解釈して「知識」に変える


詳しくみていきましょう。

①「データ」を得る
例えば私たちが情報を得ている
ネットニュースのサイトなどは、
膨大な「データ」を整理して得ていると言えるでしょう。
つまりこのニュースサイトが記事一覧として表示させている行為が
「データ」を得るという作業になります。
私たちは膨大なデータを得る行為をしなくても、
自動的に獲得するツールを持っているんですね。


②「データ」を仕分けて「情報」に変える
そのニュースサイトの中から
記事を自分で選んで、
見た内容について知ることを
「データ」を「情報」に変えるといいます。
「あの企業今年売り上げ良かったんだ!」と。


③「情報」を解釈して「知識」に変える
ここが肝となります。
ニュースサイトで得た「情報」を仕事の場で表現する
これが「情報」が「知識」に変わる時です。
あの企業の売り上げが良いのはこういう理由からだなと、
自分なりに考えた結果を同僚に話す、といったところでしょうか。


ではなぜ、③のプロセスが重要となってくるのでしょうか?

まず一つには機械で代替可能かという話があります。
実は①②は機械で代替可能です。
うちのAlexaくんは私の膨大な情報を持っているので、
好みの曲とかすぐにわかってしまうんです。
だけど彼はなぜこの曲が好きとかは知らないですよね。
このように情報に変えるまでは機械で可能なんです。
だからこそ人間にしかできない③の「情報」を解釈して「知識」に変える行為が重要となってくる。

そして二つ目には、
③の知識に関しては人によって千差万別であるということです。

なぜならば知識に変えるタイミングで行われる「解釈」に関しては、
主観で行われるからです。

例えば、
グルメ番組を見ているときに私だったら、うわうまそ〜と感じます。
料理人だったらもっとこうした方が美味しいのに!とか感じるかもしれません。
人の主観によって見方は異なりますね。

もう一つ例をあげるのであれば、
日本庭園の様式の一つである「枯山水」を見たときに、
詫び・寂びの概念を持っている人と持っていない人では、
庭の見え方が大きく変わってくるでしょう。
持っていない人であれば、ただの質素で味気ない庭に見えてしまうかも知れません。

このように解釈に関しては主観性が入るからこそ、
千差万別であり、だからこそここに価値が発生します。


クリエイティビティの重要性の本質はここにあるとわたしは思います。


・効率良く知識を増やす方法

では重要な知識を効率よく増やすにはどうすれば良いのでしょうか?

先述したプロセスを逆算的に考えることは一つのポイントとなります。

例えば、
YouTuberになりたいのであれば、
話し方/動画編集など
それになるために必要なことに焦点を当てて、
知識を増やします。

このように目的を明確にした上で、
それに必要な知識を増やしていく。

これだけ情報に溢れた社会ではこちらの方が効率が良いと思います。

私自身ここはヒシヒシと痛感しているところでもあります。

ただひたすら本を読み漁っていた時の情報はまあほぼ頭に入ってない笑


人は何か明確な目標を定めであげないとなかなか動けない生き物です。
(少なくとも私は)

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いかがでしたでしょうか?

毎度支離滅裂な文章を最後まで
ご拝読いただきありがとうございます。


それでは。

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