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9月の養生

中医学では、

秋は2つに分けられると考えられています。

残暑が残るいまのころを『温燥』
冬の寒気が入った頃を晩秋を『涼燥』

と分けて考えます。

これから迎える秋は気温が下がり

湿度から解放される反面
空気の乾燥や体内の潤いが不足し

そのため「肺」ケアが大切となります。

9月の食養生のポイントは

「陰」「気」を補うようにしましょう。

「陰」は、カラダに必要な血液や体液、栄養など不足すると(陰虚)

カラダを潤す働きが弱くなり喉の渇きや

肌の乾燥などの症状が現れやすくなります。

そのため、潤いの性質をもつ食べ物を取るように心掛けることが大切です。

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★残暑が残る「温燥」の時期オススメの食材★

カラダの中の余分な熱を取る食材

(トマト、瓜類、セロリ、緑茶、白茶、緑豆)

肺や全身を潤し、乾燥から守る食材

(梨、大根、蓮根、山芋、白胡麻、白木耳、百合根、無花果、豆腐など白い食材や酸味のある果物)

疲れた胃腸を整え元気を増す食材

(鶏肉、穀類、キノコ類、鶏卵、豆類、山芋、芋類)

風邪などの邪気から守ってくれる香味野菜スパイス

(ネギ、生姜、茗荷、紫蘇、)

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ですが。。。

今年の夏は
経験したことのない
暑さでしたね

補血  補気
これも一緒にやりましょう!

なんで補血と補気が必要?

猛暑でたくさんの汗をかきましたよね。
汗と一緒に「気」も流れ出ていってます。
毎日、毎日、暑いし湿度も高いし
暑すぎてなにを考えているのか
たまにわからなくなったり(笑)
忘れ物や凡ミスが増えたり
もうぐったりでしたよね。
この状態、気と血がたりなくなってきてる状態です。

血が消耗するとこんなことが起きがちです。

□顔色が白い
□ 肌や髪が乾燥する
□ つめが割れやすい、縦線がある
□ 足がつりやすい
□ めまいがする
□ 記憶力の低下が気になる
□ 目が疲れやすい
□ 夢をよく見る
□ 便がコロコロする
□ 不安になりやすい
□ 寝つきが悪く、睡眠が浅い

気が消耗するとこんなことが起きがちです。
□ 疲れやすい
□ やる気が出ない
□ 声が小さい
□ 動くと動悸がする
□ 排便後に疲れる
□ カゼを引きやすい
□ 食べても太らない
□ 呼吸が浅い
□ 食後に眠くなる
□ 朝が苦手

まずは、夏の疲れを癒しましょう。

朝晩の気温も少しづつ
落ち着いていて来ているので
ゆっくり睡眠の時間もとる。

お風呂にゆったりつかる。
温泉に行くものもいいですね。

少しづつ、秋の乾燥対策をしつつ
夏の疲れを癒して
秋を満喫する準備を調えましょう♪

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