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カメラを持って町歩きを楽しむ 三河・西尾蒲郡編

本の企画で名古屋市を撮り歩き。
今まで、町のスナップ系を考えてもいませんでしたが、やりはじめてみると面白さにすっかりハマってしまいました。

今回は、名古屋を飛び出して三河へ。
西尾、蒲郡市を歩いてきました。

西尾、蒲郡というと真っ先に思い浮かぶのは青い空に青い海。
なんですが、それは他の方にお任せするとして、僕はひたすら町歩き。
最近ハマっている、たばこ屋さんの撮り方など簡単に書いておきます。

三谷町のビル

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今回訪ねた場所で一番東の三谷町。
国道を挟むように突如として現れるビル。
蒲郡市は、レトロなビルの宝庫です。
中でも、この三谷にあるビル群(といっても国道を挟み込むように二棟だけど)は唐突感がすごいです。

晴天の予報だったのですが、生憎の曇り空。
このビル群をパッキパキの晴天で撮ってみたいと思います。

このビルの造りがなんとも面白いので、気になった方は実際に行ってみて雰囲気に浸ってみることをお勧めします。

今ハマっている題材のひとつがたばこ屋さん。
このビルの中にもたばこ屋さんがありました。
販売機の奥に古いショーケースも確認できます。

蒲郡市本町のビル

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こちらも蒲郡市の本町にあるビル群のたばこ屋さん。
かわいいです。
ここも晴天の時に撮り直しにきたいです。

西浦

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こちらは西浦のたばこ屋さん。
取り扱っているのは、クリーニングと駄菓子、そしてたばこのようです。
昼間撮ったのですが、夕景も撮っておきたくて戻ってきました。
灯りがともったショーケースを見て、思いっきり興奮してしまいました。

たばこ屋さんの撮り方

たばこ屋さんの撮影は、灯りさえつけてもらえたら、夕暮れ時が一番よいと思っています。
夕暮れ時に撮影したくても、その時間まで空いていないお店、ショーケースに灯りがつかないお店などもあるので、なかなか思ったように撮れないこともあります。

日中は、ガラスの反射を嫌うと正面から撮れなくなってしまいますし、順光だと自分の影が映り込んでしまうこともあります。
極力、目立たないように、紺などダークな色の服を着用して出かけていますが、逆光だとどうしてもカメラを構えた自分がガラスに映り込んでしまいます。

コマーシャル的な撮影ならば、ある程度ガラスの反射も考慮して策を講じますけれど、町歩きの撮影ですのでそういったものもライヴ感として受け止めて、堂々と映り込んで正面から撮っています。

ちなみにPLフィルターの使用も有効かもしれませんが、正面では効果が薄い(ほぼ期待できない)ので使いません。

これは技術的なこととは違いますが、たばこ屋さんを見つけることが大事です。
車が入っていけないような路地などにもありますので、とにかくその気になって歩いたり自転車で探し回らなければなりません。
やり始めると、宝探しのようで本当にハマってしまいます。

町歩きの撮影も、たばこ屋さんに限らず、何か目的を持って歩いてみると移動も苦にならず、楽しく散策を続ける事ができると思います。


ショーケースも色々あって、レトロなもの近代的なおしゃれなもの、販売機が埋め込まれているものなど見ていて飽きません。
当初は、激シブ系のたばこ屋さんのみに狙いを定めていましたが、いくつもたばこ屋さんを見ているうちに、新しいものでも、シャッター半開きでも、廃業していてもとにかく撮るようになりました。

なぜなら、廃業していたり取り扱いをやめたりしているたばこ屋さんを撮るのは、今を撮るということに繋がるはずだからです。
1000箇所程度集まれば、街角のたばこ屋さんを通じたを表現できるかもしれません。


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